東京都に隣接し、神奈川県北西部に位置する相模原市。JR・京王電鉄橋本駅前に、リニア中央新幹線の停車駅となる神奈川県駅(仮称)が開通することでも話題です。
大型ショッピングモールなども多く都市機能が充実している相模原市ですが、じつは市域の約3分の2が山林であることをご存知ですか。市街地から5kmも離れれば、のどかで、どこかなつかしい里山風景が広がります。
なかでも津久井湖にほど近い里山「つちざわの森」は、外遊びに最適な〝穴場〟スポット。マウンテンバイクや森林浴で、心身ともにリフレッシュしちゃいましょう!
初心者OK! 爽快感がたまらない「マウンテンバイク」
幹線道路からすぐ、民家の間を通った先に広がるのは〝森の世界〟。ここ「つちざわの森」は、雨乞山(あまごいやま)の麓、13ヘクタールにわたって広がる里山です。都心からクルマで約1時間と、日帰りでも十分楽しむことができるアクセスの良さも魅力的。
雨乞山の頂上では早春には河津桜が咲き、夏は新緑、秋は紅葉と、四季折々に豊かな表情を見せるつちざわの森。木々が葉を落とし、澄んだ青空が広がる冬の森もまた味わい深いです。
つちざわの森は、ケヤキや竹林、針葉樹が織りなす「ケヤキの森」、コナラやクヌギなどの広葉樹が織りなす「コナラの森」など、いくつかのエリアで構成されています。
ミズキや朴の木などの広葉樹と針葉樹が織りなす「ミズキの森」で楽しめるのが、マウンテンバイクです。つちざわの森を管理する合同会社ヘリテッジキーパーのメンバーが、森の間伐や下草刈りをしながら自分たちの手で整えてきたというコースは、自然の起伏が活かされたバリエーションに富んだレイアウト。「マウンテンバイクってちょっと難しそう……」と思っている人もご心配なく。走り出すと驚くほど軽いですし、練習用や簡単なコースも用意されています。
スタッフによるていねいなレクチャーもあり、初心者はもちろん、小さな子どもや女性、コアなライダーまで楽しむ姿が見られます。
マウンテンバイクやヘルメットはレンタルできるので、動きやすい服装で行けばOK。
季節によって変化する森を肌で感じながら、木立の中を駆け抜ける爽快感はマウンテンバイクならでは。ワクワクドキドキの体験となるはずです!