生きたどじょうをそのままお持ち帰り
どじょうは泥抜きしないと食べられないので、池ですくったどじょうはセンターに引き取っていただいて、今夜調理するために泥抜きされているどじょうを買いました。
センターではどじょうが大きさ別に分けられていて、すごく小さな稚魚から、普通サイズのもの、主と呼ばれる大きいサイズまで、それぞれの水槽があります。
今回は普通サイズのどじょうを20匹くらい販売してもらって、500円ほどでした。命の値段!
水槽の中にくしゃくしゃに丸めたビデオテープを入れておくと、隠れるところができて、どじょうの気持ちが落ち着くそうです。どじょうも気持ちが落ち着くんだなあ。
私は小さすぎるどじょうが少し怖いので、大きいサイズのどじょうを触らせてもらいました。しゃちょーも恐る恐る水槽に手をつけては引っ込めています。だんだん慣れてきて、触れるようになると、どじょうはすべすべしていて、とても柔らかい。ぷにぷにしています。
この子たちを今夜調理して食べるのか……食べられるかな……。触っているうちに愛着が湧いてきて不安になってきました。
購入したどじょうは大きな袋に入れてもらって、このまま持ち帰ることに。どじょうが生きられるように、袋の中には酸素と水も注入されています。
安来のどじょうセンターのどじょうは、このまま全国発送もされていて、注文すれば生きた状態で届けてもらえるそうです。
ところで、後日しゃちょーが安来市観光協会さんと商談をしていて、私たちのどじょうTシャツを商品化して、なんと12月15日から安来駅で販売することになりました! 社長って、すごいなあ!
安来駅だけでなく、オンラインからも購入できるので、特製のどじょうTシャツをぜひチェックしてみてくださいね~!
姫乃たま どじょうTシャツはこちら!
里咲りさ どじょうTシャツはこちら!
取材協力:安来市観光協会
やすぎどじょう生産組合
【プロフィール】
姫乃たま
1993年、東京都生まれ。10年間の地下アイドル活動を経て、2019年にメジャーデビュー。同年4月に地下アイドルの看板を下ろし、現在は文筆業を中心にラジオ出演や音楽活動をしている。
2015年、現役地下アイドルとして地下アイドルの生態をまとめた『潜行~地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー)を出版。著書に『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版)『永遠なるものたち』(晶文社)など。音楽活動では作詞と歌唱を手がけており、主な音楽作品に『パノラマ街道まっしぐら』『僕とジョルジュ』などがある。