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咬まれるとマムシよりも危険!? 南西諸島で恐れられる毒ヘビ・ハブの〝生態と対策〟とは

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ハブに咬まれないためには

ハブの被害に遭わないためには、どのような点に注意すべきでしょうか。

「事故が多いのは農作業中です。ハブの毒牙は通常の服なら簡単に貫通するので、長袖長ズボンも対策として十分ではありません。長靴を履けばある程度は守れますが、絶対大丈夫ともいえません」(西海さん)

服で防ぐことが難しいため、行動には十分に気を付ける必要があります。

「不用意にやぶに入ったり、石垣などの隙間に手を入れたりしないようにしましょう。はがれ落ちた樹皮の下にいることもあるので、樹皮をひっくり返そうとして手を入れる、といった行為も危ないです」(西海さん)

沖縄本島北部の「やんばるの森」は、観光でも注目されますが、車で簡単に行けるところでもハブの生息地なので要注意です。携帯電話の電波が届きにくい場所もあるので、それを理解し、テーマパークのような感覚で行くのは避けるべきとのこと。

「観光地だから、整備されているから、ハブみたいな危険な生き物はいないだろう、などと思い込まずに慎重な行動を心がけてください」(西海さん)

咬まれてしまったら、救急車を呼ぶなどして一刻も早く病院へ、というのはマムシと同じ。

「ハブやマムシは、自らの身を守るために咬みつきます。わざわざ人を追いかけてきて咬みつくわけではありません。近づいたりつかんだりしなければ大丈夫です」(西海さん)

うっかり近づいてしまうことがないよう十分に注意して、南国の自然を楽しみたいものです。

                           

【取材協力】

■一般社団法人セルズ環境教育デザイン研究所

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