日本のBBQ文化とは一線を画すアメリカンBBQ。広い敷地で家族や知人を招いてのパーティで欠かせない存在が、Weber(ウェーバー)のグリルです。日本でもアウトドアブームが手伝い、キャンプ好きなタレントが集い、アメリカ発祥の倉庫型大型店舗で食材を大量に仕入れ、豪快なBBQに挑戦しているTV番組のワンシーンを見たことがあるかもしれません。
そこで使われていたBBQグリルは、きっとWeberだったかも。少し大袈裟かもしれませんが、世界No.1のシェアを誇るだけあって日本でも認知度は高く、実際に自宅で愛用している人もいることでしょう。
蓋付きグリルを広めたWeberの生みの親
Weberの誕生は、1952年にまで遡ります。シカゴ郊外に住む若い家庭的な男性、ジョージ・スティーブンが「Weber Brothers Metal Works」という海洋ブイ工場で働きながら生計を立てていました。そのジョージが愛して止まなかったのが自宅でのBBQでした。
彼は、家族や友人のためにもっと素晴らしいBBQ体験を生み出すために、新しいアイデアを試すことに情熱を注ぐも、火力コントロールが難しく、燃え上がりに悩んでいました。しかし、この悩みがきっかけでWeberのBBQグリルが誕生しました。
ハイクオリティな調理が楽しめるWeberの蓋付きグリル
蓋付きグリルで焼くBBQが、格別の美味しさを極めるには理由があります。まず、Weberグリル最大の特徴である蓋を閉めることで、高火力で焼き上げたクリスピーな食感と香りを閉じ込め、スモーキーなフレーバーを食材に移すことに加え、均等な火加減で調理することができ、食材本来の味わいを楽しむことができます。
また、蓋を閉める効果として、①燃え上がり(フレアアップ)を防ぐ ②火加減がコントロールできる ③スモークを閉じ込め食材をフレーバーに仕上げる ④コンベクショングリルのように熱を対流させることができる ⑤熱が逃げず、短時間での調理が可能になる ⑥長時間料理でも乾燥することを防げる ⑦簡単に火を消すことができるなど、Weberの蓋付きグリルがあれば、誰でも簡単にハイクオリティな料理を堪能することができるのです。