たくさんのキャンプ道具と日々接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目しているおすすめ製品を紹介していただくシリーズ。
今回は、WILD-1越谷レイクタウン店のキャンプ担当、田邉尚也さんに、「子連れキャンプで持っていきたいアイテム」をテーマに、注目の遊び道具を選んでいただきました。
12本並べた「スキットル」を倒して得点を競う
アウトドア活動では、レクリエーションが大きな楽しみのひとつです。ボールを使って遊んだり、さまざまなゲームを楽しんだりと人それぞれだと思いますが、そこにぜひ加えてみてほしいのが、MOLKKYの「モルックミニ」(4708円 ※税込)です。「これはフィンランド発のゲームで、大人も子供も楽しめます」(田邉さん)
「モルック」という棒を投げて、12本並べた「スキットル」という棒を倒して得点を競うというシンプルなゲームですが、じつは全国にモルックを楽しむ団体があり、世界大会も行われるほど、注目の競技なのです。「お笑いコンビ『さらば青春の光』の森田哲矢さんが日本代表になり、大きな話題になりました。最近は、キャンプ場で楽しむ人も増えています」(田邉さん)
どんどん競技スペースが広がっていくのも面白い
どんなふうに遊ぶのかというと、まず、スキットルには1〜12までの数字が振ってあり、それらを規定どおりに並べます。そして、2チーム以上に分かれ、3~4mほど離れた所から順番にモルックを投げて、スキットルを倒していきます。1本倒すと、そのピンに書いてある数字が得点になり、2本以上の場合は倒した本数が得点になります。
倒したスキットルは、その場所で毎回立て直し、そのまま続けて進行していきます。そのため、「ゲームが進むにつれてスキットルの位置がけっこうばらけますので、どんどん競技スペースが広がっていくのも面白いところです」(田邉さん)