たくさんのキャンプ道具と日々接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目しているおすすめ製品を紹介していただくシリーズ。今回は、WILD-1越谷レイクタウン店のキャンプ担当、田邉尚也さんに、「ソロ焚き火に便利なアイテム」をテーマに、注目の製品を選んでいただきました。
アルミ製で約423gという軽さがポイント
焚き火でよく使われるアイテムにトライポッドがあります。これは、三脚タイプのスタンドで、焚き火の上で鍋やケトルを吊るして調理をしたり、ランタン用のハンガーとして利用したりといったことが可能です。なかなか存在感がありますので、キャンプサイト、とくに焚き火まわりの見た目もワンランクアップします。
とても人気の高いアイテムなのですが、ソロキャンパーが使うには、少々かさばったり重かったりと持ち運びに難点がありました。そんな課題をクリアしたのが、DUGの「焚火缶 トライポッド」(3850円※税込)です。
本体はアルミニウム製で、約423gという軽さがポイントです。「ソロキャンプに行く人は、少しでも荷物を軽くしたいと考え、必要最低限の道具だけに絞るわけですが、そんな条件にマッチするアイテムです」(田邉さん)
脚はネジ式で組み立ても分解も簡単にできる
使用時のサイズは高さ795mm、幅530mmで、「小型の焚き火台と組み合わせて使うのにちょうどいいサイズです」(田邉さん)。耐荷重は約5kgなので、たいていの鍋が問題なく吊るせます。ステンレス製のチェーンは、上部のストッパーによって長さが変えられますから、火と鍋の距離を自由に調整可能です。
3本の脚はそれぞれ3節構造(アルミ棒を各3本使用)となっていて、ネジ式で組み立ても分解も簡単。分解した9本のアルミ棒は、付属のナイロンケースに収納することができます。
収納時のサイズは60mm×390mmなので、ソロキャンパーにとって、けっこう魅力的なサイズと言えるでしょう。