キャンプの楽しみといえば、「お酒」という方も多いのではないでしょうか。外で焚き火や星空をつまみに呑むお酒は、自宅よりさらにおいしく感じられますよね。
そしてせっかくなら、道中で地元ならではのお酒を買って、キャンプ場で味わうのも乙なもの。今回は、海も山も美しい伊豆での女子キャンに持っていきたい、地域限定販売のフルーツワイン「みかんワイン」をご紹介します。
あま~い温州みかんをそのままワインに!
伊豆に「みかんのワイン」があることをご存知でしたか? ワインといえばぶどうがメジャーですが、静岡県の伊豆半島では、みかんを使用した珍しいフルーツワインが販売されているんです。
もともとみかんが特産品として有名な東伊豆。しかしある時、温州みかんの価格が大暴落。加えて外国産オレンジの輸入が自由化されたことなどを受けて、一気に生産が苦しくなりました。そこで旧伊豆東農協が一念発起し、他の産地にない特産品を、と作り始めたのが「みかんのワイン」。
太陽の恵みをたっぷり浴びた、あま~い温州みかんを使用して伊豆稲取のワイナリーで醸造。その濃厚なおいしさから瞬く間に人気となり、伊豆のあちこちの酒屋で販売されるようになりました。
おいしくて飲みやすい〝悪魔のフルーツワイン〟
みかんワインにはいくつか種類があるのですが、今回飲んでみたのは御殿場高原ワインの東伊豆醸造所でつくられている「伊豆みかんワイン」の辛口。見た目もおしゃれなこちらのワインを飲んでみました。
私はふだん辛口のワインをほとんど飲まないので、ちょっと不安になりながらも一口飲んでみたのですが、完全に杞憂。みかんが原料のワインだからか、辛口なのにかなり飲みやすいです。
アルコール度数は11%で、さっぱりとした喉ごし。そして甘みは抑えているものの、みかんの濃厚な味わいがしっかりとあって、苦味もないのでごくごくと飲めちゃいます。おいしくて飲みやすい、まさに悪魔のワインです。
もちろん辛口だけでなく、アルコール度7%の甘口タイプもあります。辛口よりもさらにフルーティーで、温州みかんならではの甘さがしっかりとあるので、デザートワインにもぴったり。女子キャンプにもぜひ持っていきたい一品です。
さらに果汁だけではなく、みかんの果肉まで楽しみたい!という方には、「伊豆みかんのお酒」と「ニューサマーオレンジのお酒」がおすすめ。
みかん果汁をたっぷり使用したカクテル風味のリキュールで、果肉もふんだんに入っているので、温州みかんとニューサマーオレンジのおいしさをまるごと味わえます。