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〝ゆる登山〟で八ヶ岳と富士山の絶景を目指す! 御来光も拝める入笠山1泊登山ルポ【後編】

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  • 大阿原湿原
  • ヒュッテ入笠の朝食
  • 入笠山山頂の日の出
  • 入笠山の御来光待ち
  • 入笠山からの富士山
  • 入笠山からの八ヶ岳

ゴンドラ山頂駅から1時間ちょっとで登頂できる、お手軽2000m峰の入笠山(にゅうかさやま)。日帰りで登る人が多いのですが、御来光を拝みたいなら、山頂近くの山小屋で一泊を。というわけで、前編では山頂まで辿りつき「ヒュッテ入笠」に宿泊。迎えた二日目。

朝4時起きで御来光登山へいざ出発!

朝4時過ぎに起きて、真っ暗な中、ライトを灯して山頂へ向かいます。昨日、下見も兼ねて一度登っているので、真っ暗でもだいたいコースの状況はわかるから安心。でも、さすがに寒さはハンパない感じです。

山頂から東を見ると、八ヶ岳の方向の雲が赤く染まっていました。日の出までもう少し……。

昨日、雲にまとわりつかれていた富士山ですが、今朝はすっきり。美しいシルエットが見えていました。

じっと待っていると寒いのですが、「そろそろ出てくる?」という期待感でみんなカメラを向けてじっと待っています。

6時15分。ついにやってきた待望の御来光。山上で迎える御来光は本当に荘厳で神秘的。何度見ても感動するし、何度も見たくなります。

日が昇ると、あっという間に山上の景色は別世界に。まわりのすべてが明るく輝いて、どの方向も写真に収めたくなります。ましてや入笠山の山頂は360度の眺望……。

そうこうしているうちに、早朝から動いてお腹が空いてきました。山小屋へ戻って朝ごはんをいただきましょう。

ゴージャスな朝食と腹ごなしの散策と

ヒュッテ入笠は朝ごはんも絶品です。地元産新鮮野菜のグリーンサラダ、滋味あふれる野菜スープ、目玉焼きにハム、たまごサラダ、デロンギのトースターで焼き上げるトースト。

飲み物は地元産のミルクにりんごジュース。りんごジュースは、季節によって品種が異なっていて、ほかの地方では味わえない、少量生産の地元産ならではの美味しさです。

たっぷりの朝食を食べた後は、デロンギのコーヒーメーカーで抽出するカフェラテまでしっかりいただいて、山頂の南側に広がる「大阿原湿原」までハイキング。食べ過ぎた分のカロリー消費をしないと……。

湿原を散策したあとは、入笠山の山頂東側をトラバースする道を通って、お花畑を下ります。一面が秋色に染まっていて、楽しい散策でした。

小屋で預かってもらっていた荷物をピックアップし、ふたたび入笠湿原を経由してゴンドラ山頂駅へ。2000m級の山の山頂付近とは思えないのどかな景色に癒されます。


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