ザクザクとした食感の衣で食べごたえあり!【大鶏排】
台湾夜市でも人気の食べ歩きグルメといったら、カリカリサクサクの衣をまとったインパクト抜群の巨大唐揚げ「大鶏排(ダージーパイ)」。見た目の割にぺろりと食べられると評判のこの一品にも、五香粉が使われています。
「大鶏排」を作るときに用意するのは鶏胸肉。厚さが均等になるように包丁を入れたら、肉たたき(なければ綿棒)で5mm程度になるよう叩きます。
五香粉のほか、醤油や砂糖、おろししょうが、おろしにんにくなどで下味をつけて、1時間ほど寝かせておきましょう。
そして、カリカリ食感にするための大切なポイント。それは、片栗粉のほかに上新粉をまぶすこと。
ザクッとした食感も出したいので、わざとダマになるように粉をつけていきます。ちなみに、本場ではキャッサバ粉を用いるそうですよ。
フライパンに油を入れて、両面揚げ焼きをしたらできあがりです。
ザクッとした衣の歯ごたえのあとに、五香粉のエスニックな味をまとった鶏胸肉のジューシーさが口の中に染み渡って、これはビールに合うこと間違いなし!
名店の味、とまではいかないかもしれませんが、意外と簡単に台湾グルメを楽しむことができました。味の決め手はもちろん五香粉! わずかな量でも一気に異国感が味わえる、心強いスパイスだと実感するはずです。ぜひ試してみて下さいね。