地震や台風、豪雨など、いつどこで起こるかわからない自然災害。それによって電気やガス、水道などのライフラインが止まってしまったときでも、温かい食事を作る方法があります。それは「スープジャーを使った保温調理」。知っておくと安心なので、参考にしてみてください。
保温機能の高い「スープジャー」は、味噌汁やシチューなどの汁物を温かいまま持ち運べるため、日頃からお弁当などに愛用している人も多いかと思います。実はこれ、災害時にも使えるお役立ちアイテムなのです。
スープジャーが一つあれば、お米と具材、熱湯を入れるだけで温かいおかゆなどを簡単に作ることができます。スープジャーの中に耐熱性のポリ袋をかけて調理をすれば、洗い物も出なくて便利。カセットコンロやガスボンベと合わせて、備えておくと安心です。
サーモスのスープジャーは0.2L/0.3L/0.4L/0.5Lの各サイズがあり、形状やデザイン、カラーも多様。カラーは定番のブラック、ホワイトに加え、新色のカーキ、ベージュピンク、ネイビーブルーのほかホワイトグレーなどが揃っています。
簡単!おかゆの作り方&アレンジ
【基本のおかゆ】
魔法びんのパイオニアであるサーモスのスープジャーを活用したおかゆの作り方をご紹介します。今回ご紹介する災害時レシピは、サーモスの公式情報サイト「PLUS THERMOS」内で掲載されているものです。
■PLUS THERMOS(https://www.thermos.jp/plusthermos/article/detail/20210820090520.html)
400mlスープジャー1杯分の材料はこちら。
・無洗米・・・・・・大さじ2(20g)
・お湯・・・・・・200ml
作り方はとても簡単です。
まず、スープジャーの中に耐熱性の半透明のポリ袋(高密度ポリエチレン製)をかけ、その中に米を入れ、次に沸騰したお湯を注ぎます。そして、ポリ袋の開け口をねじって中に押し込み、フタをして1時間経ったら完成。完成したら、6時間以内に食べきって下さい。
お米の芯を残さないために、必ず熱湯を注ぐことがポイントです。寒いときはスープジャーの温度が下がらないように、タオルなどで包むとよいでしょう。
基本のおかゆにフリーズドライのスープを加えるといろいろなアレンジができ、雑炊やリゾットのような味を楽しむことができます。