キャンプ場や山で〝ササっと〟白飯を食べたい時に活用して欲しいのが、アウトドア用品総合メーカー「ユニフレーム」の「不思議なめし袋」です。〝ササっと〟の理由は、沸騰した湯に入れるだけで、おいしいご飯が炊けるから。非常時や災害時にも重宝するアイテムです。
無洗米じゃなくても米研ぎ不要!
中に入っているのは、「紙の計量カップ」「袋20枚」「竹串20本」の3種。
どんぶり一杯分(2/3合)またはお茶碗1杯分(1/2合)と、一袋で一食分を炊くことができます。
袋に米を入れたら上部を折り返し、竹串を通して袋の口を留めます。あらかじめ計量した米を、袋に入れて持ち込めばさらに楽。また、無洗米でなくても洗米する必要がないのもうれしいポイントです。
米を研ぐ理由は、米の表面に付着した、臭みの原因となるぬかを除去するため。「不思議なめし袋」では、袋ごと湯炊きする過程で、袋に空いた小さな穴からぬかが外に排出されます。袋の外で大きく膨らんだぬかは、袋の中に戻ることができないため、米を研ぐ(ぬかを取る)必要がないというわけです。さらに、米を研ぐ必要がない=節水につながり、災害時の水不足の状況でも有用です。
20分間沸騰した湯に入れるだけでふっくらご飯に
鍋に湯を沸かしたら米入りの袋を入れて、フタをせずに20分間沸騰させます。その後、湯を別の容器に移すなどし、鍋にフタをして5~10分蒸らせば完成! こんなにも簡単に、ふっくら炊き立てご飯を味わうことができるのです。まさに「不思議なめし袋」!
なお、山やキャンプ場では、調理過程で出た湯をそのまま地面に捨てるのはマナー違反。炊事場に流す、ペットボトルに戻す、再度調理に使うなどの工夫をして、環境に配慮した行動をとりましょう。ぬかが混じった湯は、3回程度なら繰り返し使うこともできます。使用済みの袋は、生ゴミの水切りネットにも使えますよ。
炊飯時に難しいと言われている水・火加減が不要で、鍋を焦がすこともないため後片付けも楽ちん。沸点が低いため米の芯まで加熱しづらい高所でも、ふっくら炊くことができるとハイカーにも評判です。
【商品情報】
■不思議なめし袋(20枚入)(ユニフレーム)