2023年10月26日から一般公開が始まった「ジャパン・モビリティ・ショー2023」。普通自動車から商用車、そしてバス・トラックまで、国産自動車メーカー各社が一斉にBEV(バッテリーEV)のコンセプトカーを披露・展示しました。また日本のモビリティ社会を一括りにショーアップするコンセプトのもと、キャンピングカーゾーンなどリアルなカーライフスタイルへの言及も怠らない姿勢が伺えました。ちょっと気になるキャンプ&アウトドアカースタイルをチェックしてみました。
都会派&外遊び派も納得のカスタムスタイル
相変わらず盗難被害率の高い200系ハイエースは、中古市場で高い人気を誇ってもいます。カスタムハイエースでも比較的高値安定で取引されていることからもわかるように、ハイエースは中古車市場ではカスタマイズされて当然的特例扱いな車種となっています。トヨタグループのカスタム中古車ブランドの「CODE by」(以下、コーデバイ)が、独自のカスタムスタイルハイエースを2024年から発売開始するそうです。
エクステリアと共通の合皮×ベロアのシートカバーも採用
ハイエース・ザ・クルーバンとネーミングされたハイエースは「シティライフ」と「アウトドア」の二刀流テイストが特徴です。基本コンポーネンツはボディ・マットブラックペイント、クラシカルな白文字エンブレム、ビス打ち加飾のオーバーフェンダー+サイドスカートを装着。さらに、グロスブラックペイントのミラー&ドアノブも採用、ボリューミーなマフラカッター装着などが共通の装備です。
展示されていた車両は「シティライフ」で独自の仕様として張り出し感の強いレーシーなスポイラーをフロントに装着。そしてローダウンに合わせたレッド塗装のキャリパーが奢られています。
「アウトドア」ではスキッドバーを採用しフォグランプ装着とルックスでキャラクター分けがはっきりしています。またコーナーレンスはオレンジでクラシカルハイエースな演出も!
展示車はインテリアも外装に合わせたブラック基調で統一。シートも合皮×ベロア風ファブリックの黒コーデとスパルタンなもの。ラゲッジフロアは黒木目調ボードを敷くなど、こだわりの深い仕立てとなっています。
来春から発売を開始予定とのこと。価格や販売方法等については後日案内があるそうです。要注目ですね。