被写界深度を変えて撮る
まずは2つの写真を見比べてみて下さい。
24-70mmのレンズで63mmのポイント、かつ真俯瞰で撮ったものですが、こちらはF9に合わせたもの。
そして、こちらはF2.8にして撮ったものです。
同じ位置から撮っていても、F値が異なるだけでずいぶんと違うことがおわかりになると思います。
F9の写真は全体にピントが合うため、背景もくっきりと写っていますが、対してF2.8だと背景はボケています。つまり、中央の花が主役だということが際立つのです。
どちらが良いのかということではありませんが、こういう表現方法の違いを意識してみるのも、表現の幅が広がって楽しく撮影できるきっかけになると思います。