【防寒対策.04】石油ストーブなどの暖房器具で暖をとる
冬のキャンプに持って行きたいアイテムの筆頭は、石油ストーブや薪ストーブなどの防寒器具ではないでしょうか。冬独特のピンと張りつめた空気は独特な雰囲気があり、キャンプの魅力を高めてくれます。もちろん石油ストーブや薪ストーブ、ガスストーブをテント内で使用するのは危険極まる行為と言えます。どうしてもこれらのストーブをテント内で使うなら、30分ごとに10分程度換気したとしても一酸化炭素は知らず知らずのうちに、キャンパーに牙を剥くことがあります。そこで換気と合わせて一酸化炭素チェッカーを使ってしっかり対策することが大切です。
【防寒対策.05】ポタ電で安全に暖房器具を使う
ひと昔前であれば邪道であった電気を使ったキャンプですが、最近ではさまざまなポータブル電源が登場したことで、より快適に冬のキャンプが楽しめるようになりました。キャンプ場に石油ストーブなどを持ち込むとどうしてもクルマの荷室が嵩張ります。
そこでおすすめなのが電気ストーブや電気毛布、電気カーペットです。ポータブル電源から各デバイスに給電するだけで、簡単に電化製品を使用することができます。これらの暖房器具を使用する場合は、しっかり消費電力をチェックすることが大切で、なかでも電気ストーブは300〜1200Wの消費電力になるので、バッテリー容量が比較的大きなポータブル電源が必要になります。
どうでしたか? 漠然とハードルが高いと思っていた冬キャンプですが、しっかり防寒対策することで誰もいないキャンプ場を独り占めできるかもしれません。また、冬は空気が乾燥して澄んでいるので晴れていれば満天の星空を眺めることができるかもしれません。ぜひ、興味があれば冬キャンプの最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか!