アウトドアソリューションを提供する『BougeRV(ボージアールブイ)』が、同社としては初の半固体電池を搭載した「BougeRV Rover 2000」を新たにリリースしました。
最大の特徴は、長寿命で安全性が高い半固体電池を採用することで、リチウムイオン電池などの可燃性の液体電池と比較して、半固体電池は発熱を抑え、釘刺試験において発火や爆発のリスクが低いことが実証されています。
キャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、万が一の災害時に備えた家庭用の非常用電源として、1台用意しておけば突然の停電でも復旧まで不便を強いられるリスクを回避することができます。
防災認証を取得する安全性と急速充電も採用
「BougeRV Rover 2000」の特徴の一つは、長寿命かつ高い安全性です。前述の通り、固体電池を採用することで、可燃性の液体電池と比べて発熱を抑えることができ、高い安全性も確保。その安全性は、一般社団法人防災安全協会より防災認証を取得しており、低温時には−10℃の環境でも使用することができ、放電は−20℃の環境まで防ぐことができます。この低温充放電機能により、厳しい環境下でも安定した作動を実現してくれます。
また、3つの充電方式に対応しており、太陽光パネルからのPV充電(最大1500W)や、AC急速充電は0%→80%までわずか約1.2時間で充電することができ、さらにDC12Vのシガーソケットからのカーチャージャーも可能です。クルマでの移動時間を活用した充電も叶えてくれます。
14台のデバイスが同時充電できる出力ポートを搭載
パワフルさとコンパクトさを両立した「BougeRV Rover 2000」は、最大出力2000W(瞬間最大出力4000W)の高出力を発揮し、スマホをはじめ、最大14台までのデバイスを同時に充電することができる出力ポートを搭載(AC出力×5:50/60Hz、USB-A Qc3.0×3:9V/2A・18W、USB-C×3:20V/5A・100W、カーチャージャー出力×2:13.6V/10A・最大合計136W、DC5.5×2.5出力×1:13.6V/10A・最大合計136W)。もちろん、パソコンをはじめとした家電製品へ給電することで、アウトドアシーンでもさまざまなアイテムを活用することができるようになります。
バッテリー容量は2008Whの大容量モデルでありながら、同容量モデルに対して25%コンパクトかつ、6.5kgの軽量化を実現。さらにもう1台「BougeRV Rover 2000」を連結させることで、家庭の電力需要に対応するため2kWhから8kWhまで拡張でき、電力不足時や屋外でも通常の電力需要を満たすことができます。
その他、EPS(Emergency Power Supply)機能の搭載により、充電しながらパソコンを使用している時に、急な停電が発生してもAC充電から瞬時に給電に切り替わることで、データ消失などのリスクも軽減することが可能です。
また「BougeRV Rover 2000」の稼働音は、わずか51dBの静音設計となっており、車中泊やキャンプ泊時など、夜間の使用でも周囲への配慮は万全です。