秋に活発になるスズメバチの虫除け対策が必須
キャンプでは春から夏にかけての虫除け対策が必須ですが、涼しくなった秋のキャンプでも対策が必要不可欠です。スズメバチは夏の終わりから秋にかけて活発に活動します。巣も大きくなり防衛本能が強くなり、食べ物が少なくなることで凶暴化するため、虫除けスプレーなどで対策する必要があります。最近では、テント用の撥水剤に虫除け効果を発揮するアイテムもあるので、事前に準備しておくことが大切です。
蜂は黒い服装や香水などの匂いに敏感なので、それらを控えるのはもちろん、しっかり長袖を着用して対策することが大切です。また、スズメバチやアブ、ブヨの天敵であるオニヤンマ(トンボ)のブローチが効果を発揮します。洋服や帽子に付けることで虫除け対策になるので、ひとつの対策として試してみる価値はあるはずです。
自宅から近距離のキャンプ場がおすすめ
子どもを連れての旅行やレジャーでは、思いもよらぬトラブルが発生します。遊んでいる最中に怪我をしたり、急な発熱で体調を崩すなどのリスクは避けることはできません。実際、キャンプ中に体調不良に陥り、帰宅する必要に迫られても遠方まで出かけていると、帰宅するまでに時間がかかります。ですので、子どもを連れてのキャンプでは、1〜2時間程度の移動で済む比較的近場のキャンプ場に出かけるのがおすすめと言えます。もちろん、症状が重い場合は病院にかかる必要に迫られることもありますので、キャンプ場周辺にある病院を事前に下調べしておくのも大切です。
家族全員の保険証は必ず持参する
飛行機や新幹線移動など、遠方への旅行の際には家族分の保険証を持参して出かけることが多くありますが、クルマで出かけるキャンプの場合は、そこまで気にせず出かけてしまいがちです。しかし、子どもたちがキャンプ場で遊んでいる最中や、サイトの設営をお手伝いしているときに怪我してしまうこともあります。いつでも病院にかかれるように家族全員の保険証の持参は必須です。
我が家ではキャンプに出かけて子どもたちの体調が急変するようなことはありませんでしたが、旅行中に体調不良になったことがありました。すぐに宿泊するホテルの近場にある診療所を調べて受診。その時に保険証をしっかり用意していたことで、診療費を全額負担することなく受診することができました。もちろん、保険証を忘れたとしても健康保険組合に申請することで自己負担額以外の医療費の払い戻しを受けることができるので、しっかり頭に入れておきましょう。
子を持つ親であれば、子どもの突然の体調不良を何回も経験していることでしょう。回数を重ねればある程度覚悟することができますが、万全の対策を施すことで楽しいキャンプライフを楽しんでいただけると幸いです。