我が家が子どもを連れて初めてキャンプに出かけたのは、子どもたちが幼稚園に通っている頃でした。キャンプを始めるきっかけとなったのは知人からテントを譲り受けたことです。テントだけでは心許ないのでコールマンのスクリーンタープを購入。多少、キャンプの経験値が高まった今では、レクタやヘキサタープにすれば良かったという後悔もありますが、このスクリーンタープがあれば、急な降雨に見舞われてもテーブルやチェア、焚き火台などのキャンプギアをササッと避難させることができるメリットがあります。
年間でキャンプに出かける回数は4〜5回程度と決して多くはありませんが、そのなかで小さな子どもを連れてのキャンプ場選びと対策術を紹介しましょう。
遊具が充実のキャンプ場を選ぶ
まだ未就学の子どもにとって「キャンプに出かけるよ!」と言ってもピンと来ていない様子。ただ、キャンプに行けば沢山遊べるという認識があるのか、我が家では設営はパパの役目、設営中は子どもたちがママと一緒に遊具などで遊ぶというのがルーティンになりました。
本音を言えば、テントの設営を手伝って欲しいのですがペグ打ちこそ率先して手伝ってくれますが、それ以外は親の役目なのが残念ながら不本意ではあります。まあ、近所の公園とは違うロケーションで、他のファミリーの子どもたちと一緒に楽しそうに遊んでる姿を見ると、その笑顔にキャンプに来た甲斐があったな〜と思う次第です。
トイレがキレイな高規格キャンプ場を選ぶ
よく出かけるショッピングモールとは違い、キャンプ場のトイレはウォシュレットが付いていなかったり、不衛生な環境であったりすることがあります。大人なら何とか我慢できますが、子どもにとっては便座のないトイレは不慣れで、それだけで親としては苦労を強いられます。キャンプ場のホームページで、施設の設備を確認することができますが、もし記載がない場合は電話で確認して下調べしておくとよいでしょう。正直大人でも、できればキレイなトイレだとありがたない〜と言うのが本音です。
日中は暖かいとはいえ防寒対策はマスト
日中はまだまだ暖かな10月中旬〜下旬ですが、標高がある山間部のロケーションのキャンプ場では、朝晩の冷え込みが厳しくなります。キャンプに出かけるとクルマに道具や荷物が満載になりがちで、できるだけ持って行く衣服は減らしたいというのが本音ですが、やはり子どもを連れてのキャンプでは、しっかり防寒対策する必要があります。とくにアウターは1枚だけじゃなく、薄手の上着にさらに羽織れるような暖かなアウターは必須と言えます。
また、日中に遊び回っていると発汗によって身体を冷やしてしまうことがあります。防寒着はもちろん、速乾性の肌着の替えを持って行くようにしましょう。
もちろんテント泊の必需品であるシュラフは快適温度が氷点下まで対応するマミー型がおすすめ。山の上ではなくても標高が1000mを超えてくると朝晩の冷え込みは、2〜3℃まで下がります。しっかり防寒できるアウターやシュラフをしっかり用意して、快適なキャンプを楽しみましょう。