アウトドアグッズの名門・コールマンの新作発表が行われましたが、同発表会では焼肉のタレでお馴染みのエバラ食品とでお手軽アウトドアご飯レシピのキャンペーンも発表され、会場にはエバラ食品の課長にしてBBQ伝道師の二刀流サラリーマンが登壇。バーベキュー上級インストラクターの資格を持つ「エバラのショーヘイ」さんによる、簡単で正統派の焼き方を教わりました。
バーベキューインストラクターって何?
日本バーベキュー協会という団体をご存知でしょうか。バーベキューのイメージを日本の野外でする焼肉会から切り離し、新たな指標となるバーベキュースタイルを作り出す「スマートバーベキュー」を提唱し、2006年に正式に組織として立ち上がったそうです。
バーベキューに関わる諸団体や個人を結束し、情報の交換や集約を通じてマーケットの創造と日本にふさわしい新しい日本型バーベキュー文化を育てることを目的としています。一説には4500万人以上と言われるバーベキュー人口です。単純計算で日本人の二人に一人が日々、野外で焼肉していることになるという、焼肉好き民族だったんですね。協会があっても、何ら不思議はありません。
その日本バーベキュー協会が認定するバーベキューインストラクター制度で上級インストラクターに認定されたのがエバラ食品のマーケティング部マーケティング課長の坂下昇平さんです。普段はサラリーマン。ある時はBBQインストラクターとして全国を駆け巡る二刀流生活。まさにエバラのショーヘイさんです。
火加減はミシシッピテストで判定する⁉︎
そのエバラのショーヘイさんにコールマンの新作グリルを使った正しいお肉の焼き方を教わりました。まず美味しい焼肉のベースはもちろんエバラ黄金の味。肉の筋繊維によく染み込ませるために約30分漬け込みます。
美味しい焼肉の焼き方のキモは温度だそうです。つまり火加減。ショーヘイさんによる火加減の判断は「ミシシッピテスト」だそうです。手のひらで火加減を判断するのですが、何故のミシシッピか。ショーヘイさんによると「数を数えて、というと人それぞれカウントスピードが違うので、ミシシッピという単語ならほぼ一定の速度になります」とのこと。グリルの焼き網から約20㎝ほど上で手のひらをかざし「ワンミシシッピ、ツーミシシッピ〜」とカウントするだけです。ワンミシシッピは流石に強火すぎるそうで、美味しい火加減は中火〜強火が適当。ショーヘイ流ではツーミシシッピ〜スリーミシシッピがオススメだそうです。