2023年10月7日(土)〜8日(日)の2日間で開催された、『関東キャンピングカー商談会』を取材した際、キャンピングカーのなかに異彩を放っていたのが、ルーフテントを載せたダイハツ・ロッキーでした。
このルーフテントは、多様化するアウトドアブームのなかで新しいキャンプ文化として注目されるも、普及するには至ってません。愛車のルーフにソフトカバーやアルミハードケースなどのテントを積載することで、コンパクトな軽自動車や小型のSUVであっても就寝人数を確保することができるのが魅力です。
ルーフテントがなかなか普及していかない理由とは?
ルーフテントが魅力あふれるアイテムであるのに、なかなか市場拡大していかない明確な理由があります。それは価格の問題です。とくにオーバーランドスタイルが確立された、北米や豪州の海外ブランドのアイテムは、50万円を軽く超えるものもあり、カッコいいけど「この値段は出せないな〜」となってしまいます。
また、通販サイトでは格安なルーフテントが売られていますが、モノによってはユーザーが粗悪品をつかんでしまうこともあり、ユーザーがなかなか手を出せない要因のひとつでもあります。
高品質とリーズナブルさを両立した「eco-tech」
そんななか日本のルーフテント市場のなかで、昨今大きく受注を伸ばしているのが「eco-tech(エコテック)」。現在、eco-tech ROOFCAMPERのアイテムは4タイプあり、テントハードカバーの開閉方向や使い勝手、展開時サイズ、積載するクルマのタイプなどに合わせて、理想的なルーフテントを選ぶことができます。
関東キャンピングカー商談会のイベント会場に展示されていたのは、eco-techのルーフテントのなかでも一番使い勝手がよい「T-8(ティーエイト)」。特徴は、3面開口のアルミハードカバーが横開きするタイプで、キャンプ用のテントと同じようにメッシュ開口やベンチレーションも備わります。展開時の室内サイズは室内長205cm×室内幅125cm×室内高125cmとなっており、大人二人+子ども一人が就寝することが可能です。販売価格は25万8000円(税込、送料別途)となり、高品質と手頃感を両立しているのも大きな魅力と言えます。