キャンピングカーのコーチビルダーとして、こだわりのモデルをラインアップする埼玉県さいたま市の「Metio(以下、メティオ)」。同店の特徴は、キャンピングカーの製造パーツを大量在庫することで、小ロットでは不可能な欧州製パーツや、品切れになりやすい電装関連の部品を安定してストックすることで、オーダーから納車まで長期間待たされることが当たり前だったキャンピングカーの納期を短縮、即納できる体制を整えています。
4タイプのRakuneruシリーズをラインアップ
メティオのキャンピングカーでお馴染みなのがRakuneruシリーズです。ラインアップは大きい方から順に、Rakuneru VAN TOUR(ラクネル・バンツアー/ベース車両:200系ハイエースDX・GLパッケージ※標準ボディ)、Rakuneru Lei(ラクネル・レイ/ベース車両:ボンゴバン)、Rakuneru VAN TOUR ATRAI ver.(ラクネル・バンツアー アトレーバージョン/ベース車両:アトレー)、Rakuneru LiLi HIJET CARGO ver.(ラクネル・リリイ/ベース車両:アトレー・ハイゼットーカーゴ・ピクシスバン)の4タイプから選べます。
アイスグリーン×ホワイトのツートーンがかわいい!
ラクネル・リリイの魅力は、なんと言ってもそのかわいらしさです。ベース車両は、商用軽バンのハイゼットカーゴでありながら、アイスグリーンの純正ボディ色を活かしながら、前後のバンパー下部やサイドシル部にホワイト塗装を施すことで、よりかわいらしさを引き立てています。
さらに、ドアミラーやドアハンドルにダイハツ純正のホワイト塗装のパーツへと交換することで、タントにも引けをとらないキュートさが際立ちます。また、足元のホワイトとメッキのツートーン仕様のクリムソン製ディーン・クロスカントリーが効いており、ルーフに載せたルーフラックも相まって、今すぐキャンプや車中泊旅に出かけたくなる衝動に駆られる、スタイリングも魅力です。
オジさん達が完成させた究極のかわいらしさ
ラクネル・リリイの内外装を見れば、誰もが女性によるデザインだと思うに違いありません。しかし、メティオ営業部・遠藤さんにお話をうかがうと、実は8人のオジさん達がディスカッションしながら現在の使い勝手やデザインにたどり着いたそうです。
ただ、オトコの感性だけでこのかわいらしい仕様が生まれるはずもなく、スタッフの奥さまたちなどの女性の意見を取り入れながら仕様変更が行われ、当初はリヤにあるコの字テーブルの角が角張っていたそうですが、手厳しいダメ出しにより角を丸めるに至ったとのこと。