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あなたが抱く海への疑問が全て解決するかも!? 「海 ─生命のみなもと─」開催中【2023年7月15日~10月9日】

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • 特別展「海 ─生命のみなもと─」
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この夏から秋にかけて、国立科学博物館で特別展「海 ─生命のみなもと─」が開催されています。毎回見応えのある特別展を企画している国立科学博物館ですが、今回は「生命のみなもと」という殊更壮大なテーマ。そしてそんな大きなテーマに引けを取らず、巨大な模型や貴重な標本など、見どころたっぷりの特別展です。

超巨大標本に大興奮! 海の生き物と人間の意外な関係も解説

一口に「海」といっても、一体どこから語られるのでしょうか。なんと、「海」展は水自体の起源から始まります。水というものがどうやって地球で発生したのかや、この星に生息する海の生き物について、深海まで深掘りしていきます。さらに外せないのは、人間と海との関係性。海が人間に与えてくれたものと、人間が海に及ぼした影響についてを、それぞれ4つの章にまとめて展示しています。

今回の注目ポイントは国立科学博物館の研究員だけではなく、主催・協力している機関の豊富さです。海洋研究開発機構、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社など、最先端の技術と情報を常に兼ね備えた機関が揃っているため、信頼のおける上に、非常に濃い内容になっています。

もう一つ注目すべきポイントは、なんといっても高さ約4.7mのナガスクジラの上半身標本。この巨大標本をはじめ、水族館などから提供された標本や資料などが豊富に並びます。標本にはその生物の特徴はもちろん、解明されたばかりの特徴や、それが人間の技術にどう影響を与えるかなど、最新の情報が掲載されています。

海の謎を解き明かすために人間が作り出したものとは

展示の後半では、人と海との関係性について、じっくり解説されています。3万年前の航海で使用された丸木舟を完全再現した展示や、無人探査機「ハイパードルフィン」の実機などが展示され、古代から現代までの人類の技術の結晶を実物と共に知ることができます。

人間が海に与えた影響についても、忘れてはいけません。「海」展では、近年の人間活動に伴う環境変化について、今後どのように海と関わっていけばよいのかを考えるいい機会にもなります。

会場出口付近では、海へ向けてのメッセージを書いて、それをポストに投函することで、自身の書いたメッセージがモニターに映し出されるエリアもあります。展示を見て思ったことを、そのまま書いてみてもいいかもしれません。

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