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早くも色づく紅葉を求めてハイキング! 北海道随一の中心・大雪山で絶景&温泉三昧【北海道エリア】

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北海道の屋根・大雪山系の紅葉スポット

日本でもっとも広い国立公園、大雪山国立公園に位置し、石狩川上流の約24kmに渡る峡谷が層雲峡。札幌から道央自動車道を利用して約2時間20分、旭川空港からクルマで約1時間30分の場所にある温泉街でもあります。

柱状節理の切り立った断崖絶壁が続く層雲峡は、もともとアイヌ語で「滝の多い川」という意味の「ソウウンベツ」と呼ばれていました。

層雲峡の紅葉は早いところで8月下旬頃から。層雲峡にそびえる黒岳(標高1984m)山頂付近から色づき始めます。そして、山全体の紅葉の見ごろは、9月中旬~下旬。紅葉の見ごろは長く、層雲峡温泉は10月中旬まで楽しむことができます。

温泉街にはビジターセンターがあり、シーズン中の紅葉情報やトレッキングツアーなどの案内なども。おすすめのハイキングコースのスタートは、温泉街から紅葉滝を目指す片道約30分の散策を楽しめる、紅葉谷コースです。

このコースは、山歩き初心者でも気軽に歩くことができ、燃えるような紅葉が楽しめるのは例年、10月上旬~中旬頃。運が良ければキタキツネやエゾシカなど野生動物に出会えるかもしれません。

ロープウェイとペアリフトで紅葉の上を空中散歩

紅葉谷を往復したら、次はダケカンバの紅葉で知られる黒岳へ。すぐそばに黒岳ロープウェイの乗り場「層雲峡駅」があるので、まずは5合目(標高1300m)まで約7分間の空中散歩。この周辺は9月末までが紅葉の見ごろです。もちろん徒歩で登ってもOK。5合目までは片道2時間の登山コースです。

5合目からはペアリフトに乗り換え、眼下に広がる紅葉の絨毯を眺めながら7合目(標高1520m)を目指します。ペアリフトを降りたら、そこから登山道を進んで約1.8km先の頂上を目指すこともできますが、登山装備や体力が必要です。

7合目からの手軽なハイキングとしては、片道約15分で展望台へと続く「黒岳カムイの森の道」を歩いて行くのがおすすめ。大雪山系の雄大な景色と、少し遠くには銀糸のような「あまりょうの滝」が見えます。