子どもの薬を選ぶ際に気を付けたいことは?
体温が高く、蚊に刺されやすい子どもは、刺されたときの症状が大人よりも強かったり、長引きやすかったりします。また、かゆみを我慢できないことがあるので、大人がよく気を付けてあげる必要があります。
子どもが刺されたら、その部位を流水で洗って清潔に保ちましょう。そのうえで冷やせれば冷やし、薬を塗るといいでしょう。
では、子どもにつける薬を選ぶとき、どんなことに気を付けたらいいでしょうか。
「清涼感成分が含まれている薬は、刺激を強く感じる場合があるため少量よりお試しいただいています。清涼感成分を含まないお子様向けの虫刺され薬もございます。当社製品では『ムヒ・ベビーb』、『液体ムヒベビー』になります」(山岸さん)
スーッとする虫刺され薬は、特に赤ちゃんの顔や手には塗りにくいもの。清涼感成分を含まない赤ちゃん用の薬があれば安心です。
「また、かきこわすことで菌感染し、とびひになる場合があるため、刺されてすぐに、こまめに塗っていただきたいです。またパッチ剤の貼付によりかきこわしを防ぐこともできます。当社製品では『ムヒパッチA』があります」(山岸さん)
かきすぎて症状を悪化させてしまうことだけは避けたいもの。単なる虫刺されと軽く見ずに、子どもこそしっかりとケアしてあげたいものです。
出かける際は子どもへの使用制限のない「イカリジン」配合の虫よけを使うなどして、刺されないことも大切です。
※「ムヒ」は池田模範堂の登録商標です
【取材協力】
池田模範堂