暑い暑い猛暑もずいぶん落ち着いてきました。東京では熱帯夜の年間記録を更新、例年にも増して暑かった2023年の夏。アウトドア遊びのひとつとしてお家で菜園&ガーデンニングを楽しむ自称ソトラバニスト(外アソビ大好き人)のお庭に、夏野菜の代表選手オクラの花(見事なレモンイエローの)が一輪咲きました。
育てるからこそ見られる美しい花
エジプトやエチオピアなど、アフリカ北東部の熱帯が原産のオクラ。オクラの苗をプランターに植えて、しばらくは成長が遅かったのですが、7月から本格的にはじまった猛暑でグングン育ち、8月に入って早々に美しいレモンイエローの花を咲かせてくれました。うっとりするほど綺麗です。
花の中心は濃いめのワインレッドで、どこか、ハイビスカスに似た風情を感じます。オクラは一日花のため、朝開花したオクラの花は夕方には萎んでしまいます。しぼんだオクラの花を天ぷらでいただくのもいいかなと思いつつ、まだ試してはいません。
オクラの花が咲き終わると、アオイ科フヨウ連トロロアオイ属の野菜、オクラの実が直立不動で実ります。オクラの実は完熟させずに、若く柔らかい状態のさやを収穫していただきました。オクラは、カルシウム、カリウム、食物繊維、ビタミンやβカロテンなど、栄養も豊富な緑黄色野菜。ネバネバ野菜
の代表格がオクラです。
ちなみに、お店で並ぶオクラの美味しい選び方を3つ。(1)ヘタや切り口が茶色く変色しているオクラはNGです。ツヤのある鮮やかな緑色が◎です。(2)産毛が目立たないものは収穫してから時間が経過しているからNG。新鮮なオクラは表面が産毛で、びっしりと覆われています。(3)オクラの旬は夏(6~9月)です。が、大きく成長しているのものより小ぶりのものが柔らかくて美味しいオクラです。