【対策04】「レイヤリングで防寒対策を行う」
身に付けるウェアを重ね着することがレイヤー(レイヤリング)です。例えば、ベースレイヤーとして肌着(下着)を着て、その上にミドルレイヤー(ミッドレイヤー)として薄手のシャツを重ね着します。最後にアウターレイヤーとして雨風からの冷えを抑え、理想は素材にゴアテックスなどの防水・撥水・防風・透湿機能のあるレインウェアや雪山用のジャケットを着込むことが大切です。
寒さ対策するためのレイヤリングによるコーディネートは、肌に直接身に付けるアンダーウェア(肌着)をドライに保つことが重要です。保温性を保つことも大きな目的になりますが、吸湿速乾性、通気性、透湿性のあるものや、防寒対策として保温性があるものを選ぶようにしましょう。
【対策05】「ポタ電+電気毛布で一晩中あたたか」
エンジンをかけずともクルマのなかで電気が使えるポータブル電源があれば、車内の空気を循環させることができるサーキュレーターの使用はもちろん、電気毛布といった暖がとれるアイテムを使うことができます。ポータブル電源のバッテリー容量が少ないと、一晩中使用し続けることは難しいかもしれませんが、消費電力があまり高くない電気毛布の場合、1000Wh程度の容量があれば途中で電源が切れることなく使用することができるでしょう。
また、万が一のときの防災対策アイテムとしても重宝するポータブル電源なので、車中泊を楽しんでいるキャンパーであれば比較的バッテリー容量が大きいモデルを備えておくことで、なにかと役立つはずです。