キャンプに出かけるたび疲労を蓄積させて、翌日は1日中昼寝している堕落したファミリーキャンパーの私ですが、最近、道具を揃えてデビューしてみようかなと画策しているのがソロキャンプです。
というのも、家族を連れてのキャンプでは何かとやることが多く、子どもたちからは「お腹空いた〜」「(遊具で)遊んできていい?」など、なんだかんだでテントの設営から火起こし、キャンプ飯づくりまでが私の仕事になっています。せっかくキャンプ場に来たのだから、ビール片手にほろ酔い気分でハンモックに寝転がり、昼寝するなんてのは夢のまた夢なんですね。
ソロキャンなら自由気ままに遊べる
基本的に誰にも干渉されたくない私。キャンプするなら簡単に設営できるワンタッチ式のソロテントを持ち込み、アウトドアチェアに100円ショップで売っているコンパクトなテーブル、そして焚き火台があればなんとか1泊2日のソロキャンプが満喫できそう。
普段は自宅のリビングの端っこで読書している私ですが、ソロキャンならハンモックに揺られながら読書するのも一興。眠くなったらそのまま昼寝もできそうです。
ソロキャンとブッシュクラフトの違いは?
ソロキャンに憧れている私ですが、ブッシュクラフトは? と聞かれると及び腰になりそうです。どちらも自由気ままにキャンプするスタイルのように思われがちですが、その手段が違うようです。
知人の一人が、平日の仕事終わりに近所の野営場のようなキャンプ場に出かけてブッシュクラフトに近いキャンプを楽しんでいます。その知人いわく、生活の知恵につながる手段をひとつずつ習得していくことで、精神的にも自分が強くなったように感じるのだとか。
もちろん、お気に入りのアウトドアナイフは必須で、ミニマルにキャンプを楽しみたいので、鉈などをつかって薪割りこそ行わないものの、車載しておいた細めの薪や現場で拾った小枝でフェザースティックをこしらえ、焚きつけを嗜むのが楽しいと言います。
さすがに焚き火を直火で行うことははばかられるため(※直火OKのキャンプ場もあります)、コンパクトなお気に入りの焚き火台をつかっているようですが、使い古した堅牢なバックパックに、シェルターとなる幕やマット、寝袋にガイロープ、ペグ&ハンマーなどの道具一式を収納。いつでもどこでもブッシュクラフトがしたいと思ったら、出かけるそうです。