9月に入り少しずつ暑さが緩和されるかと思ったら、まだまだ残暑が厳しい今日この頃。秋キャンプの準備を始めようと思ったら、まだまだ熱中症対策が必要だったりと、キャンプするロケーションにもよりますが、暑さ対策と寒さ対策の相反する準備が求められます。そんななか、少し気が早いかもしれませんが、冬キャンプの準備について今からやれることを紹介します。
冬キャンプのメリットとデメリットを知る
冬のキャンプと言えば「寒さ」との戦いです。しっかり防寒対策を施して挑まないと、想像以上の寒さに心が折れてしまうこともあります。もちろん冬にキャンプするメリットは多く、キャンプのベストシーズンと言われる秋のキャンプは、春夏のキャンプ同様に予約が取りにくい季節でもあります。
しかし、冬のキャンプは寒さが足枷となり人気のキャンプ場でも予約が取りやすいというメリットがあります。もちろん、しっかり防寒対策を行い出かけることが大切です。
防寒対策術とその注意点とは
冬のキャンプで必須になるのは防寒対策です。積雪がないにしても朝晩は急激に冷え込み、気温は0℃以下にまで下がることがあります。そこで準備したいのが暖房器具です。石油ストーブや薪ストーブがあればキャンプ中もしっかり暖を取ることができます。もちろんテント内での使用はNGですので、実際に火を燃やさない(=一酸化炭素を発生させない)暖房器具であれば、テント内での使用も問題ありません。
最近ではポータブル電源を活用するキャンパーも増えており、電気ストーブがあればコンセントをポータブル電源に差し込むことで暖が取れるようになります。
テント内をモコモコにして対策
冬のキャンプで冷気をシャットアウトする方法の一つに、モコモコのラグを敷くことで冷え切った地面の底冷えを対策することができます。
また、ラグの下に厚手の銀マットを敷くのも良いでしょう。アルミ加工が施された銀マットは遮熱効果を高めてくれるので、グランドシートはもちろんその上に銀マット、さらに温かいラグの3段構造とすることで、電気ストーブによる暖気を保つことができるようになります。