2023年9月22日(金)~24日(日)、蔵王連峰の山形県側のふもとにある、蔵王温泉・蔵王総合グラウンドで大衆芸術音楽祭「遊睦民祭」が開催されます。音楽・ものづくり・伝統芸能や伝統工芸・アートなど、あらゆるジャンルのコンテンツが大集合する盛りだくさんのお祭りです。
移動しながら開催する新たな試み
「遊睦民祭(ゆうぼくみんさい)」は、愛知県豊田市で2012年に始まった、大衆芸術音楽祭「橋の下世界音楽祭・SOUL BEAT ASIA」をはじまりとする祭り。
名前が示すように各地を移動しながら、縁を生み親睦を深めていく、というコンセプトの下、2023年は第1回目の開催となります。「橋の下世界音楽祭」実行員会と、かねてより親交があり、「蔵王龍岩祭」を主催していた縁の深いチームがタッグを組んでの開催となります。
はじまりは伝説的な大衆芸術音楽祭「橋の下世界音楽祭・SOUL BEAT ASIA」
「遊睦民祭」のはじまりである「橋の下世界音楽祭」は、東洋産パンクオーケストラ・TURTLE ISLANDと、そのプロダクションであるmicroActionを中心に始まった祭り。毎年、愛知県豊田市を流れる矢作川に掛かる橋・豊田大橋の橋の下の広大なスペースで開催されます。2023年は「橋の下大盆踊り」として開催されました。
「橋の下世界音楽祭」はパンクロックはもちろん、民俗音楽的なものとロックの融合、郷土芸能、アート、ワークショップなど、新しいもの・古いもの、日本のもの・日本以外のものが集まる、言ってみればこの世の縮図のような〝カオス〟な祭り。
第1回開催時から一貫していたのは、自分たちの場を自分たちで作る、日々の暮らしと地続きの祭りである、という精神です。
初の試みである、回遊式のイベント「遊睦民祭」でも、出演アーティストのジャンルはさまざま。民謡クルセイダーズ、切腹ピストルズ、GEZAN、THA BLUE HERBなど24組が出演します。