愛知県人の冷蔵庫に必ず1本は入っていると巷で囁かれるご当地調味料「つけてみそかけてみそ」。ゆるいネーミングとは裏腹に、その実力は折り紙付き! とろりとした豆みそベースの甘じょっぱいタレは、おかずだけでなくご飯ものに使ってもおいしいと評判です。今回は、ご飯メニュー3種でその味わいを楽しんでみました。
シンプルイズベストな食べ方 【ご飯にかけるだけ】
「つけてみそかけてみそ」そのものの風味を純粋に味わうなら、とにかくシンプルなメニューがいい。そこで思いついたのは、ご飯にかけただけで食べるというもの。
ほかほかのご飯の上にかけてみました。見た目は海苔の佃煮を乗せたご飯のようですね。
それでは一口。しっかりとした味噌の甘さが予想以上にマッチします。それにしてもこの味、覚えがあるぞ……。そうだ、五平餅だ! 違和感なく食べられたのは、かつて似たようなものを食べたことがあったためかもしれません。
ということは、くるみをトッピングしてもおいしいのではないでしょうか。
塗って焼くだけとは思えないごちそう感! 【焼きおにぎり】
ほかほかのご飯にかけてイケるのなら、焼きおにぎりだってきっとおいしいに違いない。というわけで、おにぎりを握って「つけてみそかけてみそ」を塗ります。刷毛を使わなくても、チューブからそのまま出してスプーンで広げればいいのも魅力的。このあとはこんがり焼いていきます。
焼き上げてそのまま食べてもいいのですが、今回は大葉を合わせることに。ついでにごまも振りかけます。
焼きおにぎりの表面のカリカリ感がたまりません。そして、味噌の香ばしさが食欲をそそるので、いくらでも食べ進めることができます。味噌の甘さをほどよく抑えてくれる大葉がまた、いい仕事をしてくれています。焼きおにぎり、間違いのないおいしさです。