初心者キャンパーにとって意外と難しいのが、キャンプ道具や荷物の車載。もちろん、クルマへの荷物の積み込み方には鉄則があり、走行中に荷物が動かないように安定させておくことが大切です。また、荷物の積み過ぎで視界の確保がままならないのも問題あり。そんな「本当にあった」オートキャンプでのやっちまったクルマのエピソードを紹介します。
行きは積めたのに帰りは載らないのはなぜ?
初心者キャンパーから抜け出したつもりでいたのですが、じつはキャンプ道具を車載することが苦手な私。鉄則通りに重たい荷物から順番に積み込み、隙間があればそこにコンパクトなモノを差し込んでテトリスのごとく埋めるなど、工夫をしているつもりでも、なぜかチェックアウト後のクルマの荷室はいつもキャンプ道具で溢れています。
クルマの荷室が狭いのか? とも考えましたが、決して狭い訳じゃなく不必要なキャンプ道具と荷物の存在が原因でした。
荷物の上部に載せたカセットコンロが子どもの頭部を直撃
大事には至らず笑い話で済んだのが幸いでしたが、もう載らないという状況のなか箱にしまったカセットコンロを荷物の上部に積んでいたところ、少し強めにブレーキをかけた際、そのカセットコンロがダイブして行きました。幸い、遊び疲れて爆睡していた息子はその衝撃にも気づかず帰宅したのは言うまでもありません。
もちろん打ち所が悪かった場合、大怪我を負っていた恐れもあったので、ドライバーの私は反省しきり。荷物が滑り落ちそうな場所には金輪際、テキトーに荷物を積まないように工夫することを誓いました。
チェックアウトしたのはいいけどクルマのキーがない
キャンプ場で道具や荷物の載せ下ろし、着替えなどの出し入れなどをしていると、ひとつのキーを複数人で貸し借りするシーンがどうしても発生します。結局、チェックアウトの段階になってもキーは見つかることなく、絶望の淵に立たされていたのですが、最後に使ったであろう息子を問い詰めると、昨晩脱いだズボンのポケットに入ってました。
この日を境に、キャンプはもちろん旅行でホテルに宿泊する場合でも、基本的に私か管理するようにして、リュックのとあるポケットに入れておくようにしています。