愛知の人にはおなじみのご当地調味料「つけてみそかけてみそ」は、マヨネーズ型容器に入った万能味噌ダレです。コクのある豆みそをベースに上品な甘さに仕上げた一品は、どんな料理にも使えるから食卓でもアウトドアでも大活躍!
まずお試しいただきたいのは、かけるだけで瞬時に名古屋っぽい味に変えてしまう使い方です。
惣菜のとんかつにかけるだけで名古屋感アップ!? 【味噌カツ】
名古屋をはじめ、東海エリアで広く親しまれている味噌カツは、名古屋グルメの代表格ではないでしょうか。揚げたてのとんかつに豆みそやだし、砂糖をベースにした甘いタレをかけて提供されるメニューを再現するために、スーパーでカットキャベツと惣菜のとんかつを購入。皿に盛り付けたら、「つけてみそかけてみそ」をかけて完成です。
味噌の香りで、一気に名古屋グルメらしくなりました。濃厚な味になるのかと思いきや、それほどくどさは感じられず、それでいて味噌の風味がしっかり味わえて箸が進みます。とんかつだけでなく、コロッケや天ぷらにも合わせてみたくなります。
とろりとしている味噌ダレは、千切りキャベツと合わせて食べてもおいしいのがうれしいポイント。ソースをかける食べ方に慣れているためか、非日常感が楽しめるうれしい結果となりました。
レトルトおでんも名古屋名物に早変わり 【味噌おでん】
涼しくなってくると、無性に食べたくなる料理といえばおでん。寒い季節の定番料理も、「つけてみそかけてみそ」をかけると名古屋グルメに早変わりです。
好きなおでん種を用意して、ことこと煮込むのもいいですが、今回は手軽さ重視ということで、スーパーで売っているレトルトおでんを用意。寒い時期であれば、コンビニの店頭で販売しているおでんを買ってくるのもいいですね。
おでんそのままでもおいしいのですが、ひとたび「つけてみそかけてみそ」をつけて食べると、これがないと物足りないと感じるほどに。滋味深いだしの味わいを邪魔せずに、上品な甘さを控えめに主張する「つけてみそかけてみそ」、ただものではない!
どのおでん種にもよく合いますが、強いていえば大根や卵、こんにゃくが大当たりというところでしょうか。からしをつけて食べるよりも、持続性のある旨味が堪能できるように感じました。