秋のキャンプでも虫よけ対策は必須!
じつは虫刺されのリスクは夏だけではありません。蚊がもっとも活動的になる気温は22〜30℃と言われており、9月以降もまだまだ虫よけ対策は必要になります。また、蚊以上に注意しなくてはいけないのは蜂です。なかでもスズメバチの活動時期は5月〜11月と言われており、とくに8月の終わりから秋にかけてはもっとも凶暴化する時期と言われています(※巣が大きくなり、働き蜂の数が最も多くなるため、巣の防衛本能が強く、食べ物が少なくなることも要因)。
子どもたちがスズメバチなどに刺されないようにするためには、まず長袖・長ズボンで肌を露出しないことに加え、黒色に反応する習性があるのでなるべく黒系の服装を避けたり、スズメバチの天敵であるオニヤンマのブローチを洋服や帽子に付けておくことで、対策の一つになります(ハエ、蚊、アブなどにも効果あり)。
キャンプ場内のクルマの通行が少ない施設を選ぶ
多くのキャンプ場が受付後にそれぞれのサイトまでクルマで移動します。もちろんキャンプ場内のローカルルールではありますが、制限速度が設けられている場合もあります。もちろん徐行(10〜20km/h程度)が原則で、キャンプ場内では小さな子どもたちが歩いているので、それを理解したうえでクルマを走らせる必要があります。なかには日常の運転マナーの悪さが出てしまうキャンパー(必要以上にアクセルを踏む、バックで長い距離を移動するなど)も残念ながらいるので、子どもたちにはキャンプ場内であってもクルマに注意するように言い聞かせるようにしましょう。
外遊びのキャンプでは怪我は付きものです。薪割りやフェザースティックを作るときにはナイフなどの刃物を使用します。それ以外にもガイロープに足を引っかけて転んだり、切り傷や擦り傷はもちろん打撲や骨折のリスクもゼロではありません。怪我はもちろんですが前述した熱中症などの体調不良になることもあります。そこで、家族全員分の保険証を携行するのはもちろん、万が一に備えてキャンプ場周辺の病院をリストアップしておくと良いかもしれません。
備えあれば憂いなし。しっかり対策をして子どもと一緒に楽しい秋のキャンプを楽しんではいかがでしょうか!