日産が電気自動車などのバッテリーを再利用したポタ電を発売
またルーフには、冷却塗料が塗られており、ルーフとルーフライニング(天井)の間の空気を冷やしつつ光除菌して車内を内規循環させることで、車内の温度を電気を消費することなく冷やすことが可能になるなど、真夏以外なら電気に頼ることなく車内で快適に過ごせる取り組みがなされています。
このキャラバンはコンセプトカーのため発売する予定は全くないようですが、使われている機器はほとんどが市販品なので、真似をしようと思えばできるそうです。
10年前にリーフの再利用バッテリーが家庭用としてリサイクルされると言ったら本当に信じましたか? もしかしたらこのようなキャラバンも10年後には普通になる可能性はゼロではないのかもしれません。SDGsやサスティナブル社会が叫ばれるなか、この日産の取り組みには今後、より注目されることでしょう。後編では、いよいよ発売されたリサイクルしたバッテリーを使ったポータブル電源の実力をレポートします。