初心者キャンパーに対する「教え魔」も迷惑行為に
キャンプに出かけるとたまに見かけるのが、テントの設営で苦労している初心者キャンパーさん。ベテランキャンパーからすると気が気じゃない思いが、「教え魔」に変貌してしまうことも。良かれと思ってやったことであっても、なんとか頑張っているお父さんキャンパーの自尊心を傷付てしまうことにもなりかねません。
もちろん、初心者キャンパーさんの方から教えを乞うような状況になれば、そこで初めてベテランキャンパーさんの出番です。つまり、声をかけるタイミングを間違えるとトラブルになることもあるので注意が必要です。
周囲のキャンパーを興醒めさせる行為は止めて!
とあるロケーションが素晴らしく、人気のキャンプ場を利用したときでした。少し遅めのチェックインになってしまい、少し焦り気味にサイトの設営にいそしんでいました。横目にチラリと周囲のサイトを眺めると、そんなに大きなプロジェクターのスクリーンがあるんだ? と思うような大型スクリーンで、ファミキャングループの子どもたちがTVゲームを楽しんでいます。
最初は微笑ましいな〜と思ったら、少しずつ違和感に苛まれるようになりました。これは個人の見解なので賛否はありますが、「キャンプに来てわざわざTVゲームするか?」「これ見よがしにやってる?」など、せっかく雄大な富士山が拝める絶景を堪能しながらもキャンプが興醒めに。
もちろんキャンプ場側で問題がなければほかの利用者は文句は言えません。ただ、最近ではコンパクトなプロジェクター使用であってもNGとしている施設もあるので、純粋にキャンプを楽しみたいキャンパーのことも考えると、周囲に考慮して使用時間を制限するなどが求められます。
自然のなかで癒やされるためにキャンプに出かける人は多いことでしょう。でもちょっとしたマナー違反行為に遭遇してしまうと、せっかくのキャンプが台無しになることもあります。もちろん、注意したことでストレスを溜めてしまうこともあるので、ルールやマナー違反に遭遇した場合は、直接対応するのではなく、施設のスタッフに状況を伝えて対処してもらうようにしましょう。