【モデル名:SantaRosa Filbert】
2023年8月5日(土)〜6日(日)の2日間に渡り、幕張メッセを舞台に「アソモビ2023 in Makuhari」が開催されました。『テマヒマを楽しむ遊びの自由研究所』をテーマに掲げ、最新のキャンピングカーやキャンプギアが大集合。会場には1万2000人を越えるファンが集まり、憧れのキャンピングカーやワークショップを満喫。ここでは会場で注目を集めたキャンピングカーたちをピックアップして、その魅力を紹介したいと思います。
クルマだけに限らずヴィンテージブーム到来
今、世の中はヴィンテージブーム真っ盛り。クルマ、バイク、腕時計、アクセサリーなど、古き良き時代のアイテムが驚くほどの高騰を見せています。キャンプ道具も同様、古いランタンやキャンプ道具の人気が高まり、年代物のエアストリームも高値で流通しています。しかし、ヴィンテージのなかでも自動車は“維持費”の壁が立ちはだかり、持ち続けるためには莫大な予算を用意することが求められ、欲しいと思いながらも簡単には手が出せないのが現実です。
ヴィンテージカーの魅力をリーズナブルに体験!
そこで、ご紹介したいのがSANTAROSAの「FILBERT」。ヴィンテージバンのイメージを強く押し出しながらも、ベース車両にトヨタ・タウンエースを使用することで“維持費“という問題を解決。フロントデザインは古いシェビーバンやフォード・エコノラインを彷彿とさせ、角型ヘッドライトと格子状のグリルが大きな特徴になっています。
オリジナルのヴィンテージカーにこだわるのであれば話は別ですが、雰囲気を楽しみたいのであれば同モデルは絶対におすすめ。クラシカルなキャンピングカーが欲しいのであれば、選択肢のひとつに加えても間違いはなさそうです。
5ナンバーサイズで普段使いにも最適
もちろん、その使い勝手はミドルクラスのタウンエースだけに高い安全性と共に必要にして十分なスペースユーテリティを誇っています。オリジナルのベッドやキャビネットを備え付けるもよし、アクティビティギアを満載して遊びを追求するもよし。自分だけのキャンピングカー作りのベース車両としては最高のチョイスになるはずです。
価格はDX(2WD・5MT)ベースが214万円〜、GL(4WD・4AT)ベースが266万8000円に設定されています。撮影車両は内装まできっちりと仕上げたデモカーとなり、オリジナルのベッドキットやキャビネット、テーブル、天井照明などを装備。気になる価格は約500万円とのことでした。コンプリートでキャンピング仕様にしたいのであれば、発売元のNACSはキャンピングカーのプロフェッショナルなので相談してみましょう。