アウトドアブームが追い風となり、キャンプや外遊びのアクティビティをライフスタイルにしている人が急増。そんななか走破性に優れるSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)人気が高まっています。また、SUVであればキャンプサイトに駐めたときの佇まいも雰囲気があり、アウトドアシーンとの親和性はピカイチと言えます。
SUVは4WD性能が魅力だが……
走破性が高い4WDモデル(※2WDモデルもあり)が主力になるSUVの魅力は、未舗装の荒れた路面でも車高の高さも手伝い、ガンガン道なき道を進めること。もちろん、一般的なキャンプ場では、よほど車高が低いクルマではない限り、問題なくキャンプサイトにアクセスすることができます。
つまり、4WD性能や車高の高さを備えていなくても、キャンプするには困らないと言うことです。
アウトドアでの使い勝手はハイエースやNV350に軍配
そんななか使い勝手だけを追求した場合、キャンプ&アウトドアベストになるクルマはトヨタ・ハイエースや日産キャラバンのバンモデルに軍配が挙がるのではないでしょうか。その理由は、広大な荷室を備えること。1列目・2列目シートを生かしながらも、室内長1860mm×室内幅1520mm×室内高1320mm(キャラバン標準ボディ・標準ルーフ※2列目シート使用時)、室内長1855mm×室内幅1520mm×室内高1320mm(ハイエース標準ボディ・標準ルーフ※2列目シート使用時)を誇ります。
これだけのスペースがあれば、大人二人+子ども三人のファミリーキャンプでも道具の積載に困ることはありません。また、荷室に市販されているベッドキットを備えれば、車中泊できる(大人二人+小さな子ども一人程度)のはもちろん、荷物を上下2段にセパレートすることができるので、その使い勝手はSUVに対して圧倒的なパフォーマンスを誇ります。