キャンプデビューしてみたいけど、一気に道具を揃えるとなると10万円コースになってしまうのが悩ましい。とくに家族でのファミリーキャンプであれば、アウトドアチェアは人数分必要になるし、ぶっちゃけ旅館やホテルを利用した旅行のほうがコスパ高いのでは? と思ってしまいます。じつは私もそのような誤解をしていたのですが、つまり旅行なら1回で10万円が飛んでしまいますが、キャンプなら1回目以降は、新たに道具を増やさなければキャンプにかかるコストは移動費(高速道路代、ガソリン代)のほか、キャンプ場の利用料、飲食材費のみ。要するに毎回一定の固定費はかかるけど、道具を一度揃えてしまえば、じつはその後にかかるコストは少なくて済むのです。
キャンプする回数が多いのであればギアの購入はマスト
某キャンプ用品レンタルサービスのウェブサイトを覗いてみると、1泊2日/4人利用で5万円弱のレンタル料がかかります。テントやタープ、ツーバーナーにBBQグリルなど、人気ブランドのギアが15〜16点揃った価格なので全てを購入でまかなうと25万円相当のキャンプ用品がレンタルできるようです。
考え方次第ではレンタルもありかと考えることができますが、レンタルにそのコストをかけるなら購入費に当てた方が幸せなのではないか? という考え方もできそうです。
実際、キャンプギアのレンタルサービスを利用した場合、上記サービスの場合、1回につき25万円相当のレンタル代がかかる訳です。さらに移動費や飲食材費もかかることを考えると、キャンプに出かける回数が多くなればなるほど、キャンプ道具を一式揃えてしまった方がコスト的にも大幅な節約になりそうです。
こだわりのギアでキャンプするのも楽しみの一つ
これは私の持論ですが、キャンプ用品のレンタルサービスを利用するメリットは、一度使ってみて機能性や利便性をチェックするにはベターな選択肢の一つだといえます。テント一つとっても、ドーム型やツールーム、ティピーなど、形状によって設営方法は異なります。そこで、テントやタープはレンタル利用して一度、設営を体験してみるのはありと言えます。
気になるアイテムがあれば、レンタル利用で一度使って試してみることで、思ったより使いにくかったとか、逆に興味のなかったアイテムだったけどレンタルしてみたら好感触で、思わず購入してしまったというエピソードを聞いたこともあります。
キャンプ用品は余程ハードな使い方や誤った使用をしないかぎり、簡単に破損することはありません。しっかりメンテナンスしながら愛用し続ければ、愛着がどんどん湧いてきます。レンタルサービスの利用も良いのですが、購入して使い倒してあげることでかけがえのない相棒のような存在になってくれるかもしれません。