【モデル名】JAMES BAROUD SPACE S
2023年8月5日(土)〜6日(日)の2日間に渡り、幕張メッセを舞台に「アソモビ2023 in Makuhari」が開催されました。『テマヒマを楽しむ遊びの自由研究所』をテーマに掲げ、最新のキャンピングカーやキャンプギアが大集合。会場には1万2000人を越えるアウトドアファンが集まり、憧れのキャンピングカーやワークショップを満喫。ここでは会場で注目を集めたキャンピングカーたちをピックアップし、ご紹介したいと思います。
ルーフトップにテントを積んでも支障なしが魅力
自分でもSUVを所有していることもあり、前から気になっていたのがルーフテント。ミニバンや軽バンならば、車内をフルフラット化することで車中泊が楽しめますが、一般的なSUVでの車中泊は至難の業になってしまいます。もちろん、シートを倒してエアマットを使えばある程度は我慢できますが、連泊となると…辛いものがあります。
そんなお悩みを解決してくれるのがJAMES BAROUDのルーフテント「SPACE」シリーズです。ラインナップには大人2人が就寝できるS、大人2人と子供1人のM、大人2人と子供2人のXLが用意され、用途や車種(ルーフ幅)に合わせて選ぶことができます。今回のショーには三菱デリカミニにSPACE(S)を装備したデモカーが展示されており、じっくりと観察してみると作りの良さに驚かされました。畳んだ状態での厚みは335mmしかなく、ルーフ上に積んだ状態でも違和感が無く、高速道路の走行や駐車場選びでも苦労することはなさそうです。
本体にFRP製ハードシェル採用で抜群の耐候性を実現
本体の装着はルーフキャリアに4本のボルトで固定するだけなので脱着も簡単。本体はFRP製のハードのシェルにテント素材をサンドイッチした3重構造となり、収納時には優れた耐候性を発揮してくれます。シェルを持ち上げれば、三角屋根のテントを瞬時に作り出すことができ、フロントと両サイドにはネットを使った窓が設けられているので解放感も抜群。もちろん、ファスナーを使って窓を閉めることができるので就寝時も安心です。室内には結露防止と換気を目的とした換気扇やLED式のライトを標準装備。最もコンパクトなSでも展開時のサイズが全長1980mm×全幅1280mm×全高1430mm(480mm)となり、小さな子供であれば室内で立つことも可能。