行きより少しだけ迂回するルートを通り午前中の下山を目指す
空も少し暗く、雨が心配なので、なるべく急いで下山することにしました。
帰りは行きとは少しルートが異なり、瓦礫地帯の「賽の河原」や、小説でも有名な「大菩薩峠」を通っていきます。
帰りのルートも、目を楽しませてくれるポイントがいくつもありました。
なかでも、ところどころに石が積み上げられている「賽の河原」。ここからは絶景を拝むことができます。
「大菩薩峠」には、「介山荘」という山荘があります。時間に余裕があれば、ここに宿泊していくのもありですね。
気が付けばあっという間に下山
数々のポイントを通りながら、お昼前には「上川日峠」の登山口に到着。あっという間の山行でしたが、とても楽しい時間を過ごせました。
実は筆者の山行中は、雨が降るなどの悪天候にはならなかったものの、午後から竜巻が発生したと、テレビのテロップで流れていました。午前で切り上げ、無事に帰れて良かったです。こういった危険も登山には伴うので、登山計画書や服装など、しっかりと準備を整えてから入山しましょう。
また、山小屋などで食事をする際には、ここまで運んでくれた歩荷さんたちに感謝、そして自然に感謝していただきましょう。
そんな気持ちを忘れなければ、きっと思い出に残る、良い山行が楽しめるはずです。
【データ】
施設名:山小舎 福ちゃん荘
住所:山梨県甲州市塩山上萩原
URL:http://www.kcnet.ne.jp/~fukuchan/
施設名:大菩薩峠 介山荘
住所:山梨県甲州市塩山上於曽1882-2