まだ暑さが続く今日この頃。もう少しの間夏気分でいたい人、早く涼しくなってほしいと願う人など、夏への思いは人それぞれでしょう。
そんななかでも、気を緩めてはならないのが蚊です。蚊は気温25~30℃くらいが最も活発になるので、むしろ一番暑い時期よりも蚊に遭遇する機会は増える可能性があります。
とくに、アウトドアではしっかり対策をしないと悲惨な結果に……。お出かけには、用途に合った虫よけを正しく使って、刺されずに過ごしたいものです。
今回は、「KINCHO」の商標でおなじみの大日本除虫菊株式会社・宣伝部の笹岡さんに、肌に塗ったり身に着けたりするおすすめの虫よけについてお聞きしました。
子どもにも安心して使える優れた虫よけ「イカリジン」商品
【商品名】虫よけキンチョールDF パウダーフリー
肌に塗る虫よけのなかでも、笹岡さんのおすすめは有効成分に「イカリジン」を配合したもの。
イカリジンは1980年代にドイツで開発された虫よけ成分で、日本ではこの成分を使用した製品の製造・販売が2015年に初めて許可されたそうです。従来の虫よけ成分「ディート」と比べてどんな特長があるのでしょうか。
「イカリジンは、蚊やマダニなどへの確かな虫よけ効果はもちろんのこと、虫よけ特有のニオイがしないので、ニオイを気にせずしっかり使えます。また、小さなお子様への使用制限・回数制限がないので何度でも塗り直しができ、繊維や樹脂を傷めないので衣類の上からも使用できます」と笹岡さん。
野山や草むらなどに生息するマダニは、感染症を媒介することもある恐ろしい存在。蚊だけでなくマダニを寄せ付けないのも、アウトドア好きには重要なポイントです。
そんなイカリジン配合商品のうち、エアゾールタイプのものが「虫よけキンチョールDF パウダーフリー」です。
「この製品はパウダーフリーなので、服の上からかけても白くなりません。エアゾールタイプなので、広範囲に手早く塗れる点もポイントです」(笹岡さん)
薄手の服やストッキングは、上から蚊に刺されることもありますが、これをかけておけば安心してお出かけできそうです。
つけたらムラなく伸ばすようにし、こまめに塗りなおすことが、しっかりした虫よけ効果を得るためには大切とのこと。
ハッカの香りで気分爽快!使用感にこだわった虫よけ
【商品名】お肌の虫よけ プレシャワーDF ミスト プラスハーブ
有効成分「イカリジン」に、天然製油の「ハッカ油」を贅沢に配合したスプレー。スーッとした香りに癒やされると評判です。
「清涼感のある使い心地で、暑い夏にもおすすめです。ミストタイプなので舞い散りにくく、お子様の首元など、手に取って塗りやすい製品です」(笹岡さん)
先に紹介した「虫よけキンチョールDF パウダーフリー」と同様、こちらも子どもへの使用制限がなく、衣類の上からも使用できます。
さらにプラスチック容器入りのミストタイプなので、飛行機で移動する場合にも持参しやすいのがうれしいところです。
「海外へもぜひお持ちいただきたいです。航空会社によって機内持ち込み・お預け可能な容量が違うので、搭乗前にお調べいただくと安心かと思います」(笹岡さん)