「グラウンドシート」も防寒仕様がおすすめ
テントを設営する場合、テントの下にグラウンドシートを敷くのはご存じだと思いますが、テントの傷つきや汚れの防止であったり、雨天時の浸水を防いだり、地面の凸凹感を軽減したりする効果があります。ただし、地面からの冷気を遮断して快適なキャンプを楽しむのなら、防寒仕様の厚手のグラウンドシートで対策することができます。
秋キャンプと言っても、山の中のロケーションでは寒さが厳しくなります。とくに10月〜11月ともなると、朝晩は想像以上の冷え込みになります。決して高価なアイテムではないので、準備しておけばヘビロテできるアイテムになるかもしれません。
一石二鳥が享受できる便利な「2ルームテント」
キャンプと言えば、テントとタープをそれぞれ用意して設営するイメージがあるかもしれません。もちろん、個別にそれぞれ立てるもよしですが、日没時間が早い秋キャンプは夏キャンプのように時間の猶予がありません。そこでおすすめしたいのが2ルームテントです。
このテントは、寝室と前室(リビング)が一体構造になっているので、設営時間を節約することができます(初めてのテント設営時は、構造が多少複雑な分、時間がかかってしまうかもしれません)。また、前室があるので風雨を凌ぐことができるのも大きな魅力と言えるでしょう。
防寒対策として機能的な「インナーとアウター」で快適
最後は、防寒対策にもなるウェアです。レイヤリングという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、このレイヤリングは重ね着のことで、ベースレイヤー(肌着=インナーウェア)として高機能な速乾・透湿(生地が汗を透過して汗冷えを防ぐ)機能を持つアイテムのほか、夜間は寒さが厳しくなることもあるので、フリース(ミドルレイヤー)の上に羽織ることでしっかり暖がとれるアウターレイヤー(ダウンジャケットなど)も用意したいところ。
なお、焚き火を楽しむなら爆ぜた火の粉でウェアに穴を開けてしまうことがあるので、できれば難燃アウターを用意しておくとよいでしょう。
魅力たっぷりの秋は、寒暖差があるとはいえ快適な気候のなかキャンプを楽しむことができます。ここで紹介したアイテムをすべて揃える必要はありませんが、快適なキャンプを満喫するためにも少しずつアイテムを増やしていけばよいので、しっかり対策&準備して秋キャンプを楽しみましょう!