【キャンプで学ぶ遊び03:火種探し】
焚き火するときに、ついついラクをするために薪を並べてすぐに着火剤で火起こししてしまうことがあります。もちろんそれでもよいのですが、キャンプで火起こしを学ばせるためには、キャンプ場に落ちている火種(乾燥した松ぼっくり、乾燥した杉の葉っぱ、細い枝/中くらいの太さの枝/太い枝)のほか、乾燥してやわらかいもの(樹皮、松ぼっくり、落ち葉など)を拾ってくることから始めてみるのもよいかもしれません(キャンプ場によっては薪拾いを禁止している施設もあるので、事前に問い合わせしておくのが賢明です)。
子どもたちにとっては、火種になる薪拾いが宝物探しのように使命感を持ってやってくれるかもしれません!
【キャンプで学ぶ遊び04:火起こし(熾き火の作り方)】
キャンプをはじめて、なかなか上達するまでに時間がかかったのは火起こしです。BBQを楽しむなら火起こしをいかに時間をかけずに行えるか? が鍵になります(火が着かないと食べられない)。火起こし器や着火剤を使うのもよいのですが、せっかくなら、しっかり熾き火(着火した薪や炭が炎を上げず芯の部分が真っ赤に燃えている状態)をつくり、煙が少なく火力が安定させることでBBQでお肉や野菜を美味しく焼き上げることができるようになります。
また、子どもたちにとってはファイヤーブラスター(火吹き棒)で、空気(酸素)を送り込む作業も勉強の一環になります。「パパ、なんでこれで吹くと火が強くなるの?」といわせたらパパの勝ち。
キャンプや外遊びを通じて、子どもたちに「なぜ?」「どうして!?」を一つでも多く言わせることができれば、父親冥利に尽きますね! もちろん、これらの作業はいずれも危険がともないますが、出しゃばり過ぎず(サポートし過ぎず)にしっかり見守りながら、親子で学びながらのキャンプを楽しみましょう!