あまじょっぱい、懐かしの味。誰もが食べたことのあるカンロ飴は、1955年に発売されたロングセラー商品です。そして実はこのカンロ飴、そのまま食べるだけではなく、調味料代わりとして料理に使うとおいしい!
公式でも推奨されており、カンロ飴を使った数々のレシピが紹介されています。今回はそのなかから、アウトドアでも使える「カンロ飴キャンプ飯」をご紹介します。
隠し味とコクが光るバターキーマカレー
作り方は簡単。豚ひき肉と玉ねぎを炒め、トマト缶、水、カンロ飴を加えて溶かしながら煮込み、カレールーを加えて炒めるだけ。
最後にバターを混ぜ、お好みでパセリやパクチーを添えて完成です。カンロ飴の甘さがコクを生み、マイルドな味わいになります。
飴をタレに! 鶏もも肉のパリパリ北京ダック風
カンロ飴を溶かして調味料と混ぜれば、おいしいタレにもなります。シェラカップなどに水とカンロ飴を入れて加熱して溶かし、醤油、甜麺醤、ごま油、お好みでラー油を加えればタレの完成。
きゅうりとパリパリに焼いた鶏もも肉をカットし、タレを塗った春巻きの皮で巻いて食べましょう。
とうもろこしの甘みが引き立つ! とうもろこしご飯
飯ごうで米を炊くのもキャンプの醍醐味。炊き込みご飯には塩味の効いた塩カンロ飴が応用できます。
実を削ぎ落としたとうもろこしをのせ、塩カンロ飴、塩、酒を入れたらあとは炊くだけ。塩カンロ飴を入れることでもっちり感を引き出し、甘味がひきたつ味わいに仕上がります。
さらには、青梅をカンロ飴とホワイトリカーで漬けて、カンロ飴梅酒にすることもできます! 仕込んでおけばキャンプに持ち込み、焚き火のかたわらでゆっくり味わう……という楽しみ方も可能。
一袋買って持ち込めば、いつものキャンプ飯とは一味違うかくし味。水飴によって照りが出やすくなるという効果もあり、写真映えにも一役買いそうです。