白ふんどしの集団の中になぜかウサ耳が……
増子さんとの縁は、その後も現在まで続いています。毎年、北海道でのライブには駆けつけるし、2014年、怒髪天が結成30周年にして初の日本武道館ワンマンライブにも駆けつけ、物販テント前でのパフォーマンスで祝福しました。
ライジングサン20周年を記念してリリースされた、怒髪天の一曲「いいんでないかい音頭」のライジングサンバージョンでは、振付を祭太郎さんが担当。この曲は毎年、祭ブースでの「盆踊り」の定番曲(というかこの曲だけ?)になっています。
2008年のライジングサン2日目、メインステージのSUN STAGEのトップバッターは怒髪天。
白ふんどし姿の屈強な男たちが担ぐ神輿に乗って、増子さんが登場し、会場は割れんばかりの大歓声の嵐。ステージ上にズラリと整列した10数人の白ふんどし男……のなかに、どこか違和感。
祭太郎がそこにいました。まるで「ウォーリーを探せ」のように、ふんどし男に混ざってウサ耳の男がひとり。
フェスの楽しみのひとつが、その日だけのスペシャルセッション。北海道というロケーションで、ミュージシャンもリラックスしているのか、ライジングサンでしか見られないセッションは数多い。そのなかでも代々、語り継がれる名シーンに、祭太郎さんもしっかり参加していたのです(次回へ続く)。
【イベント情報】
■RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO
開催日 2023年8月11日(金)・12日(土) ※閉場は13(日)正午
会場 北海道石狩湾新港樽川ふ頭(北海道石狩市新港中央1・小樽市銭函5)
■祭太郎SNS
https://twitter.com/maturimirai1977
https://www.instagram.com/maturitaro/?hl=ja
■祭林堂