金峰山のシンボル「5丈岩」とご対面

途中に見えた、この奇岩群は瑞牆山でしょうか。五丈岩とは違う偉容に魅了されます。黒い点のようなものはトンボの軍団です。朝日岳からのガレ場を下り標高2500mの平坦な鉄山を進み最後の取り付き部からはハイマツ帯の稜線が広がります。クライマックスが近づいてきました。

金峰山山頂着。標高2599m。山頂は岩稜。石が積み重なったルートになります。怪我をしないよう足もとには要注意です。目の前には金峰山のシンボル、巨大な5丈岩。その大きさに飲み込まれます。山頂からは、やや見下ろす感じですが、５丈岩近くにいるハイカーと比較して、改めてその大きさに気づきます。調べたところ高さ約15mだそうです。マンションの5階に相当します。

この五丈岩は神聖な山岳信仰の対象となっているそうです。登ることが憚れる岩ということです。この後、山頂はガスが濃くなってしまったので、来た道をピストンで下山します。

金峰山へは中央高速・勝沼ICからフルーツライン～県道219号線経由で約90～100分で大弛峠がもっともポピュラーなルートですが、記事中でも注記しましたように駐車場はすぐに満車になります。登山道は大弛峠ピストンで約4時間半～5時間の目安。

大弛峠を利用しての登山コースとして夢の庭園～国師ヶ岳＆北奥千丈岳巡りのプチルートもオススメです。登山慣れした方なら、増富温泉側からの瑞牆山荘～富士見平小屋経由の千代の吹上ルートで金峰山にチャレンジしてもいいでしょう。