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「クセになる」のも納得! いま「オートキャンプ場」が大盛況なワケ

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


いわずもがな、ただいまキャンプブームのまっただ中。なかでも自動車でサイトに入れて、テントの横に留め置きができる「オートキャンプ場」が人気です。その理由は滞在するのに便利な機能が用意されていたり、圧倒的なコスパだったり。特にファミリーキャンプになると、道具さえ揃えばかなり割安で泊まれることが多いようです。

そこで今回、「日本オートキャンプ協会」公認インストラクターの資格を有するキャンプ場スタッフにその魅力を伝えてもらうべく、オートキャンプ超初心者気になる質問をぶつけてみました。

【01】日帰りで利用できますか?

→BBQを楽しむ人たちに大人気です

アウトドアでバーベキューだけ楽しみたいという要望に対して、多くのオートキャンプ場でデイキャンプ(日帰り利用)を受け入れていて、比較的手頃な料金で利用できます。

ただし、クルマを横付けできる「区画サイト」は「繁忙期以外」という条件がつくところが多く、ほとんどの場合、区割りがされていないフリーサイトを利用することになるようです。

フリーサイトでバーベキューを楽しむファミリーキャンパー

なぜなら区画サイトの場合、半日でも占有されれば、宿泊者を受け入れ入れることが難しくなってしまうからです。したがって、区画サイトのデイユースが可能なキャンプ場は、宿泊利用と料金が変わらないところが多いようです。

【02】電源サイトってなんですか?

→家電がそのまま使えるのでとても便利です

家庭用のAC100Vの電源コンセントが設けられた区画のことです。すべての区画が電源付きだったり、電源付きの区画が選べるキャンプ場も多く、ほとんどの場合、電源使用料が発生します。

照明をはじめ、電気ストーブやホットカーペット、電気ケトル、ホットプレートなどの暖房器具や調理器具など、自宅でふだん使っている家電をテント内の空気を汚さず、手軽に使えるのがメリットです。またレンタルでも用意されていることも多い延長コードは、区画に設けられているコンセントと家電の間隔が離れている際の必需品です。

オートキャンプ場電源付きサイトのコンセント口

最近は高効率・大容量のポータブル電源が各社から出されていますが、大容量のものほど値段が高いのも事実。その点、電源付きサイトは家にあるコンセントと同じ感覚で使えるのが魅力です。

ただし、許容電圧は概ね1000Wまでというところが一般的で、複数の高電力家電を同時に使うと(キャンプ場の)ブレーカーが落ちることがあり、その点は注意が必要です。

大阪オートメッセ2025