火が付いた薪や木炭の水による消火は周囲への大迷惑行為
キャンプの経験値がほとんどなかったころに、一度はやってしまったことがあるかもしれないNG行為が薪や木炭に水をかけての消火。とくにBBQを楽しむデイキャンプでは、チェックアウトまでの時間が限られているので、ついついやりがちなのです。実際に経験した人ならわかるかもしれませんが、薪や木炭は燃え尽きると灰になるので、BBQグリルや焚き火台に水を注入するとその灰が舞い上がります。
自分たちが煙いのはもちろんですが、まわりのキャンパーにとっても迷惑極まりない行為ですので、短時間で消火したいのであれば、火消し壺を活用しましょう。
チェックアウト時間までに撤収できない
ホテルや旅館を利用するときと同じように、キャンプ場にもチェックアウト時間が定められています(※レイトチェックアウトができるキャンプ場もあります)。ほとんどが午前10時〜11時としている施設が多く、「起床」→「朝食の準備」→「朝食」→「撤収作業」を行っていると、あっという間にチェックアウト時間が迫ってきます。
チェックアウト時間に遅れないように焦りながら撤収していると、ペグやガイロープの撤収が忘れがちになります。また、使用したキャンプ道具をクルマへ押し込むように積むこととなり、帰路の道中は荷物満載のラゲッジによって、後方視界の確保がままならないなんてことにもなりかねません。
【まとめ】
ここでは悪気はないけど周囲に迷惑をかけてしまうNG行為をまとめてみましたが、お隣のキャンパーや共用スペースでお会いした人にも挨拶や会釈を交わすことで、おのずと周囲のキャンパーへの配慮ができるようになります。ほとんどのキャンパーはルールやマナーを遵守してキャンプを楽しまれていますが、自分自身がキャンプに出かけて気分を害することがないようにするのはもちろん、改めてキャンプでのNG行為を振り返ることで、より良いキャンプライフを満喫しましょう。