ソトラバ

「変色期」こそチャンス! 緑じゃない「ゴーヤ」の「見た目」と「味」が衝撃すぎる

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


世界的に観測史上暑さMAXとなっている2023年の夏。猛暑日の記録も熱帯夜の記録もまだまだ塗り替えそうな勢いの今日この頃。

そんな酷暑の夏に負けず(?)、今年も我が家の小さな庭で、家庭菜園&ガーデニングを楽しんでいます。プランターに植えたゴーヤの苗に朝と夕方、切々と水やり。スクスク育って緑のカーテンが形成され始めると小さなゴーヤの実が!! 

家庭菜園で育てた緑色のゴーヤ

暑い日差しの午後になると葉っぱがシナシナになっているので、夕方早めにたっぷり水やりを繰り返す日々。すると、お店でよく見る立派な緑のゴーヤに育ちました。

緑のゴーヤを収穫してゴーヤチャンプルでもランチにつくろうか? と思って放置していると……。今年の猛暑はやはりハンパなく凄かったのです。猛烈に暑い日差しを浴びて、なんと「ピグモン」のようなボツボツのゴーヤが黄色くなり始めたのです。

見た目は正直グロめ、でも味はとってもフルーティ!

おぉ…これはヤバいと、半分黄色いゴーヤを収穫。ビビってコップに水を入れ冷却。キッチンに置いておくとオイオイ、さらに色が濃くなり、艶々のオレンジ色に変色しました。

恐る恐るオレンジのゴーヤを包丁でカットすると……なんということでしょう! 中身は熟赤!! 暑さでMAX熟したゴーヤのワタとタネが赤く果実のように。

普段見慣れている緑のゴーヤであれば捨ててしまうワタとタネですが、コチラの熟したゴーヤのワタとタネの赤い部分を食べてみると、これが見事にあまーい! ゴーヤの中身は熟すと甘くなるのです。

熟したゴーヤのスライス

ウリ科のゴーヤは果皮に苦味があるため苦瓜(にがうり)と呼ばれ、皮の部分も本来ならば苦味があるところですが、熟すと柔らかくなって苦味が少ない。完熟期のゴーヤは苦味もなく、食べるとフルーツのように甘く美味しいのですが、この完熟期が過ぎて、さらに放置すると食べられなくなってしまうのでご注意を。

ですが、黄色く変色してもすぐに食せば大丈夫。腐っているわけではないのでご安心くださいね。とはいえ、いつもの緑のゴーヤがここまで変身するとは思わなかったのでかなり焦りましたが……。

家庭菜園で日々観察しているからわかったことですが、お店でゴーヤを買ってきたら、こんな風にはならなかったと思います。アウトドア遊びのひとつとして、お家で菜園&ガーデンニングを楽しむのも「ソトラバニスト(外アソビ大好きな人)」の大切なテーマです。

ゴーヤも美味しく熟す猛暑。暑い暑いと、言いながらも小さな庭はすでに秋の準備中。しばらく水やりとの格闘ですが、早く秋風が吹くことを待ち望んでおります。

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