双方の素晴らしさを引き立てる最高のタッグ ~日本酒~
ラストは日本酒です。カジュアルな感じで楽しむためコップ酒をセレクト。
塩を肴に飲む、というと無類の酒好きだと思われそうですが、この組み合わせは上杉謙信も好んでいたといわれる、日本酒通にはおなじみの飲み方。升酒を飲むとき、塩といっしょに提供する飲食店もありますね。
「ゴロ塩」が口の中で溶けてきたところで、コップ酒を一口。あー、これこれ! と唸ってしまいました。
日本酒本来の甘みと旨味が引き立つだけでなく、イカの肝の豊かな味わいがさわやかに広がります。ジャリジャリとした食感もよいアクセントになっています。
舌で感じる5つの基本の味、甘味、酸味、苦味、旨味、塩味の「五味」のうち、日本酒には塩味以外のすべてが含まれています。だから、塩分を足すと完璧というわけです。「ゴロ塩」だとさらに磯の風味が加わるため、より満足のいく一品になるでしょう。
凝ったおつまみを準備しなくても、「ゴロ塩」さえあれば最高の酒宴になる! 塩分のとり過ぎに注意しながら、ほかのさまざまなお酒との組み合わせもぜひ楽しんでみて下さいね。
【データ】
■漁師のゴロ塩(フェニックスライズ)