アジアンフィットがオススメ
スキーのヘルメットというと以前は大きく野暮ったいものか、競技用のアイテムのイメージがありましたが、最近はおしゃれで素敵なヘルメットが揃っているそうです。
「かわいいデザインのものも多いですし、ヘルメットはけっこう温かいんですよ。防寒という意味でもおすすめですね」(田近さん)
確かに防寒にもなるので帽子をかぶってゲレンデに行くのであれば、ヘルメットを持っていきたいところです。ヘルメットの選び方にポイントはあるのでしょうか?
「じつはヘルメットのメーカーは海外のものが多いです。西洋人は楕円、アジア人は丸と頭の形が違うんですね。なので西洋人向けのヘルメットだと頭が痛いというケースもあるので注意。
ただ、各社がアジア人向けのアジアンフィットというタイプをつくっています。日本人が被っても頭が痛くなりにくい形状なので、選ぶときはぜひアジアンフィットを試してみてください」(田近さん)
アジアンフィットというものがあるとは知りませんでした。そして意外にも海外メーカーが多いんですね。日本メーカーはあるのでしょうか?
「SWANSなど、日本の老舗メーカーもヘルメットを出しています。ゴーグルを一緒に出しているメーカーも多いので、ヘルメットとゴーグルを一緒に検討するのもオススメ。さらにおしゃれを目指せます」(田近さん)
安全をがっちり守りつつゲレンデで目を引く素敵なアイテム。それがヘルメットです。スタイリッシュなモデルも多いので、まだ持っていなかったという人はヘルメットの購入を検討してみてください。
【取材協力】
■石井スポーツ 神田本館(東京都千代田区神田小川町3-10)
https://www.ici-sports.com/shop/kandahonkan/
田近 京さん
中学まで競技スキーをやっていたが高校時代は競技を離れる。大学時代にスキーを改めてスタート。今ではアルペンだけでなく山スキーも嗜む。テレマークスキーにも挑戦中。
【著者プロフィール】
■半澤則吉(はんざわ・のりよし)
フリーライター。福島県出身。父がスキーを教えていた関係もあり幼少期から競技スキーに取り組む。毎冬は週4~5度スキー場で研鑽を積むが、中学生で未練もなく引退。
以後は、雪山に行くことはなかったものの15年ぶりにスキーをしてみてその楽しさを実感。本格的に再スタートを計画中。 https://www.instagram.com/hanzawanoriyoshi/